
マカオには香港のポート(九龍島にいくスターフェリーとは違う場所)から15分毎にマカオ行きの赤いボートが出向して、たった一時間で行けるので日帰りで気軽にいけるので、以前から日程にゆとりがあればぜひ行きたいと思っていました。
ただ、香港からは一度国外にでることになるので、パスポート持参が必須です。でも、簡単な入国審査があることを除けば、めちゃめちゃ手軽な旅です。
そういえば、昔の投資銀行時代のオフサイト(社員旅行のようなもの。儲かっているトレーダーがチームを招待して連れていくこともある)がマカオで、カジノに行ったという話を聞いたことがあります。日本からの直行便もあり、香港からもこんなにアクセスが良いとなると、手軽に行けるのだなぁと今頃分かりました。
子どもたちの意見を聞いてみると、どんなところか行ってみたいと言うので、丸一日フリーに取り置いた日の早朝からボートに乗りました。
香港島、九龍島のポート(入出国審査と税関がある港)からTurboJet という大型ボートに乗って行くのですが、中国語で「噴射飛航」という名の通り結構なスピードでガンガン飛ばして航行するので、船酔いに弱い方は注意が必要です。あと、船内エアコンが効きすぎるくらい激寒でした。羽織るものがないと女性や子どもには辛いです。
私は仕事の日程が終了して気が抜けたので、準備らしい準備もしていかなかったのですが、フェリーのポートで必要な地図やバスの路線ルートなどの情報は全て手に入りました。時間がもったいないのでバスにのることはないだろうと思っていところ、夕方に地元のラッシュアワーに遭遇してしまい、変えるときにバス情報が思わぬ価値を発揮しました。
あと、現地通貨のこともすっかり忘れていたのですが、香港ドルがそのまま使えて便利でした。



街並みはポルトガル風。統治時代の面影が色濃く残ります。
建物は色使いが美しくて、エキゾチックな感じですが、これって全て植民地時代の列強の爪痕でもあるわけで、見ていてなんだかとても複雑でした。
自分の国に諸外国が侵攻してきて、侵入者が全く異なる文化圏の建物を建てたり交通網を整備して外国風の名前をつけた訳で、その次代から時間が流れた今、現地の人がポルトガル風のお土産を打っている姿を見ると気の毒な気がするのでした。
実は香港でも同じように感じたのですが、Queen Margaret Street とか、異国の王族の名前が目抜き通りに大きく書かれていたりして、もはやそのことを誰も疑問視せず、むしろ現地の人々はファーストネームも英語にして、完全に西洋文化に同化したジェネレーションです。諸外国に統治されるというのはもっと屈辱的なものなのかと思っていましたが、その名残があちこちに残っていて、中国風に変えられているわけでもなさそうでした(ただし、香港は変換してから随分時間が建っているので、お店やタクシーでは英語があまり通じません)。
自国に多民族がドカドカと押し寄せてきて、街並みや都市インフラが外国風に作り変えられていくというのは本来屈辱的なはずなのに、時間が立つと良くも悪くも融合していくのは自然なことなのかもしれません。いつまでも抵抗していても仕方ないので、新世代の発想としては共存共栄を図るのが合理的ですね。

あと、マカオはカトリック伝道においてもアジアの重要拠点で、フランシスコ・ザビエルの教会も建っていました(離島にあるため今回は訪れず)。
下はセントポール天主堂です。





しかしこの旅、5歳と6歳をつれての世界遺産巡りは実は難航を極めました。私一人ならあと10箇所は回れていたと思いますが、厳選した二箇所でギブアップすることにしました。
5分歩くと疲れ、10分あるくとドリンク休憩、坂道になると文句、アイスクリーム屋さんがあると立ち寄り、お茶屋さんがあるともう一人が立ち寄り、Macがあると二人が寄りたがるという、ノロノロあるきの極みのような旅でした。
仕方なく、誘惑とエネルギーの消耗を防ぐためにタクシーで移動することが必須となりますが、だんだん日が落ちてきて通勤ラッシュに突入すると空いている流しのタクシーが先ず捕まらなくなってきました。
これはエライコッチャと、子どもを歩かせてひたすら大通りを目指して歩いたのですが、タクシーは捕まらず、目当てのバスルートにはなかなか遭遇せず、ちょっと焦りました。すると、子どもたちも本気モードを出してくれて、どちらも文句一つ言わず黙々とあるき出したから不思議なものです。
ところどころ、エアコンの利いた店舗の前に来ると、30秒間のリチャージ休憩をとり、私が通りでタクシーを待つということをやってみましたが、交通量は増すばかり・・。
最終手段として港まで行くバスに乗ることにして、子どもたちをそこまで歩かせてなんとかポートまで変えることができたのでした。
この点、大人だけの旅行なら一気にバス通りまで移動するか、ふた手に分かれてタクシー探しもできたのでしょうが、大人一人で子ども二人を見張りながらの異国でのラッシュアワーのタクシー探しは困難しました。
ですが、終わってみるとなかなか楽しい旅でした。中国県内の初旅行だったのでピリピリモードではじめましたが、世界中から観光客が集まる世界遺産都市は他の国際都市と変わらない雰囲気でした。




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