土育クラスの秋冬コースに入っている遠足で再び千葉の東金市にある「あいよ農場」へ行ってきました。
7月に行った遠足のときは、ダイコンとサツマイモを収穫させてもらいました。もしかしたらキャベツが収穫できるかもと期待していましたが、ちょっとした天候の差で収穫できなかったことを記憶しています。
さて、今回の秋の収穫は、ニンジン、サツマイモ、柿、柚子でした。そして前回同様に庭にある鶏小屋に入れてもらって鶏の餌やりをしたり、肉以外は自給自足の素晴らしく美味しいお昼ごはんを頂きました。
この遠足には、保育園でずっと娘と一緒のクラスだった女の子も誘って一緒に行きました。まだ若いおかあさんで総合職でバリバリと働かれているので、お迎えは夜8時や9時を回ることがあったり、ご「夫婦で同時に出張されるときにはおばあさまのところに子どもを預けて何とか仕事を続けられていて、いつも脱帽しています。同じワーママとはいっても、私の方は在宅勤務が選べたり、夕方には定時に退社して仕事を家に持ち帰ることができ、出張は今のところほぼなくてなんとか乗りきれている環境にいるので、恵まれた環境に感謝しなくてはなりません。
先月まで保育園に通っていた時は、いつも夕方にお迎えに行くと、その子はいつも園にいたので、息子と一緒に連れて帰って一緒に食事をさせてあげたいとか、娘と一緒に体操教室に送り迎えしてあげたらどうだろうなどと衝動的に思ってしまったものです。でもその度にそれぞれの家庭の事情があってそうされているのだかし、自分だって急に仕事で予定を変更することもあり他所のお子さんのことまで責任をもって立ち回れない身の上です。余計なお世話はやめておこうと思い、ときどきお食事やハロウィンなどのイベントがある時にだけお誘いするようにしてきました。
それもなかなか日程が合わなかったりして叶わないことが多いのですが、この遠足へは親子で参加することができて、本当に楽しそうに過ごされているのをみて嬉しかったです。
お仕事で忙しくされているお母さまの気持ちはもちろん痛いほど分かる一方で、年の功で子育てにある程度リソースを割ける年上の私から見ると、子どもにとっては一度きりの幼児期だからこそその月齢ごとに必要な手をかけてあげて欲しいと余計な事を思ってしまいます。今回はお誘いできなかった別の方は、同じ保育園にもともと通われていたのですが、その後諸事情があってお子さん(4歳)の保育先を三回帰られています。その度に子どもは抵抗して登園時に大泣きするというような話を耳にすると、保育環境を何度も変えることが子どもにとってどんなにストレスだろうと考えてしまいます。是非、次の遠足にはそのお子さんもお誘いしたいなと勝手に思っています。
なぜなら畑生活には人の心を癒やす優しさがあるからです。とても素晴らしいのは小さな子供にも役割が与えられることで、畑で嵐と戦ったり、虫から身を守りながら育っている小さな植物のことを心のなかで応援しながらせっせとお世話をすることを学びます。そして、大切に育てた野菜がが食卓に乗るということがとても感動的なプロセスだということに気づきます。畑での体験の一つ一つは誰かが仕組んだゲームや大人が子どもにさせるドリルとは違って、真剣勝負なんだということが子どもにも分かるらしいのです。
この日も「大きいニンジンを手に入れるには、できるだけ葉が大きく育っていて茎が長いのを選んでね」と農家の人に教えてもらい、子どもたちはそれぞれ真剣な目をして「自分のニンジン」を探そうとしていました。二歳の息子でさえもが、「えーっとね、せいちゃんはこれにするね。ママ手伝って」と言っていました。そして一所懸命に力を振り絞って、スポン!と抜けたその先にある大きくてまっすぐなニンジンと対面できるというのは大きな喜びです。
小さなことでも実際に体験することは金の価値があるのですね。そうそう、4ヶ月前の遠足のときと比べて、子どもたちが飛躍的に成長したと感じたことが幾つかありました。
- 上の子は畑から畑までかなりのスピードで徒歩で移動することができた(畑に着くなり「軍手だして!」といって自分ではめて、今日の収穫という目標に向かって準備をはじめました)
- 収穫中に虫が出てきても以前のようにキャーキャー騒がなくなった(畑生活に慣れたということでしょう)
- 配美味しそうなお食事を目の前に20分ほどあった待ち時間、二人共お行儀よく待てたこと(その間、お皿の上に並べられた野菜の「あてっこゲーム」をしていた)
- ランチに出された野菜中心の食事をどれも美味しいと言ってモリモリと食べたこと(自分で収穫した野菜はピーマンもズッキーニも、生ニンジンも抵抗なく食べられるようになりました)
- 帰りのバスの中で弟は爆睡でしたが、娘は午睡せずに家まで元気に歩いて帰り、夕方まで起きていたこと
その間、自分自身はどんな風に成長したのか・・・このままでは子どもたちに負けてしまいそうです。子どもたちは、つい三、四ヶ月前とは別の生き物になっていると感じます。
とりとめのない内容になってしまいましたが、色んな事を考えさせられ、子どもたちの成長を感じ、足元の幸せを大切にしないといけなと思った一日でした。








