What do you do when you witness child abuse? / 渋谷の「幼児虐待」映像

There is a film showing a mother who is yelling at and kicking her crying daughter in Shibuya station.  A man who was a passer-by taped it and posted to Facebook, which has then drawn a lot of attention and discussion in Japan.  Many criticizes this mother being so abusive enough to knock off the poor girl from her head, and some accuse of this man who recorded it did nothing other than shouting ‘I taped it’, ‘I will call police!’ (he wrote he did go to police but it could not be helped).    So, general public see this as unjust and yet not many of are not sure about what actions could and should have been taken.   What is striking is that the girl was trying to get up on her feet and follow her mom so desperately.  After all, she is the one who feeds this girl, pay for education and get clean cloth next morning.   At the risk of sounding as a selfish parent, I do sympathize with this woman for her anger, outrage and loss of emotional control.   It is a horrible thing to happen but this could happen to any of us.  Parenting becomes so hard from time to time, and I wonder many of those who are now talking about ‘justice’ and ‘protection’ could tolerate the hardship for child raising.

Before I had my own children, my imagination was so limited and I would have guessed, the parent must have done something terribly wrong  in order to upset their screaming kids so hard. But  I was wrong.  The last time my daughter started to cry so loud in a restaurant and I had paid for the food which no one touched and took her outside, she was upset that she did not like to take off her wet rainy boots.   The other time she shout on street ‘No, no, no, I do not like you!’  when she got so tired and did not want to go to nursery after kindergarten.   People would have thought I was such a bad mother, but I did not know what to do with this little one screaming  ‘I do not want to go, I do not want to go, I really D-O-N’-T!!’   When she calms down, she would tell me how much she loves me and she was sorry for crying and the reason why she did and said things was because she was sleepy.

OK, no matter how bad children may behave themselves, nothing should justify abusing them.  They are not perfect and make mistakes as they are so young.  But so are parents.  Parents, mothers, we all make mistakes and yet still love our children in their own ways.   This mother needs help, and helping her will help her child.  I hope people are more forgiving to this mother, and give her a chance to rework on a relationship with her child.  What she needs may be a little more support from her family, more understanding from her colleagues, or more support from public.  You and I may not know who the filmed individuals are, but we all know someone who need help.

 

渋谷で母親が女児にケリをいれる映像がFacebook に投稿されて話題になっています。

この投稿者の方は、結果的にはこれだけの反響を読んだ投稿をされたということで、評価されるべきだと思いますし、出来る範囲で勇気を持った対応をされたように感じます。ご自身にも迷いがあり、一体どうすれば良かったのかと問いかけていらっしゃるわけで、それに対してどうすればいいか総合的に判断できる人はそう多くはいないように感じます。

これは虐待だ、虐待は許せない、と怒りを露わにする人が多く、投稿者に対しても結果的に何もできなかったことを避難する声もありながら、現段階でこの投稿は五万件のシェアがされているようです。

どんなに子どもがダダをこねようが、まだ幼い女児に大人でも恐怖を感じるくらいの罵声を浴びせ、足蹴にするというのは常軌を逸しているといえるでしょう。しかも公衆の面前でこの叱り方をするということは、日常的にはもっとひどいことをやっているに違いないという憶測も立ち、さらには動画の最後のほうで少女の頭上から足を振りかざして、子どもが床に頭を打ち付けたように見えることが衝撃的です。このため、この少女の身の安全を案じる声も少なくありません。

一方で、画質が鮮明でなくて、本当に足蹴にされたのか、瞬間的に女の子が身をかばおうとして床に伏したのか定かではありません。多くの通行人が脇目もふらずに、野次馬にもならずに通りすぎているところを見ると、撮影者が感じたほどの恐怖は感じなかったのかも知れません。また、この女の子がいつもこんな風に叱られているのかは分かりませんし、一体どんなことがあってこの顛末になったのか、赤の他人である私たちは知る由もありません。この女児が泣きながらも母親の後を追うようにしてついていくのが何とも痛ましく、これだけ外で大泣きできるということは案外、我儘が言えるくらいには可愛がってもらっているのではないかとも思えます。

いずれにしても、子どもの虐待はどんな理由があれ正当化されるべきではないし、身体的に弱い子どもをこんな風に足蹴にするのは信じられません。この子の心に傷が残らないことを案じるばかりです。

ただ、個人的には、皆で寄ってたかって正義の錦を振りかざしてこの母親を責めるのはやめるべきだということを強く思います。

正論を振りかざして許されるのはそうする資格のある人だけです。

母親という仕事に期待される聖人レベルの忍耐や周囲からの不理解は余りにひどいと感じることがよくあり、私はこの映像のお母さんに対する皆の風当たりが強すぎると感じています。

この母親の言動は間違っているかも知れないけれど、人の間違いを皆で寄ってたかって糾弾して得られることはそんなにありませんし、これはネット社会のとても卑怯な一面でしょう。

実際に子育てという大変な責務に携わっていると、このお母さんが感じるような怒りやどうしようもなさを抱くことはしょっちゅうあります。長期に及ぶ疲れがピークに達して、衝動的に理性を失いそうになることもあります。だからといって、子どもを足蹴にするのはよくありませんが、そういう衝動的な怒りを理解できる人なら、この問題がどれほど複雑で、どうすればよかったのかということを簡単には意見できないというもどかしさを感じるに違いありません。

この親子がなぜ渋谷の駅で立ち往生することになったのかは分かりませんが、出先でグズグズと泣かれて動けないというのは、数あるシチュエーションの中でもかなり強烈に親を困らせるケースです。私も何度となく似たような状況になったことがあるので、このお母さんのどこにも持って行きようのない苛立ちが手に取るように分かる気がします。しかも、そういう状況というのは、往々にして子供を喜ばせてあげようと、アトラクションに出向いたり楽しい時間をとった直後であることも多いのです(子供は楽しすぎてエネルギーを消耗して、その後大泣きするという・・・時にとても理不尽な存在になります。)。

私たちの中で、本気で子育てと向き合うがゆえに精神的、肉体的、財政的な疲労感ややるせなさを感じ、そんなことはお構いなしの子どもから強烈な我儘や反抗的な態度をとられたときに、決して感情的に叱りつけないという強い人が一体どれだけいるでしょうか。親はどんなに子供に振り回されても、大人の世界で通じるやり方でスッキリと「解決」することなんてできません。

そして、疲れてストレスが溜まって、子供のちょっとした言動に腹が立つ時というのは、それだけ子育てに真剣に向き合っている証拠でもあるのです。そしてそれが母親であることが多いのは、夫がすべきことを引受ける立場であることが多く、無責任に口を挟んでくる外野(知人、友人、親戚、近所)からのストレスに耐え、職場の不理解(上司、同僚、部下)に苦しみながら、どうしようもない負荷を一人で背負っているところに、子どもが言うことを聞いてくれない、我儘を言ってくる、思い通りにならないと「ドカーン」と怒りが頂点に達してしまう、ということがあるのです。

でもそれを母親だけの責任にするのはフェアではありません。このお母さんは、世の中の理不尽と闘いながら自分の子供を自分の手で守ろうとしていて、何かのきっかけで理性を失いそうになったところを動画に摂られてしまったのかもしれません。

もしかしたら日常的にこのような言動が繰り返されている可能性もありますが、幼児をマンションの一室に閉じ込めて数ヶ月帰ってこないような虐待親なら、そんな怒りとはそもそも無縁のはずですし、子どもがうるさいと手錠でつなぐ親は子どのと外出などしないでしょう。ろくな食事を与えない親の子どもは泣く気力も立ち上がる力もないでしょうし、もっとひどい虐待を受けている子どもは親の顔色を伺ってビクビクした態度をとるでしょうから、ひとことで「虐待」といっても、程度のほどは様々のはずです。

「虐待」というのはとても強い言葉です。「警察を呼ぶぞ」というのもまた、とても攻撃的で敵対心を煽る言葉でしょう。

私がもし、自分の子育てのほんの些細な一面だけをみて、通行人からこのような強い言葉を投げかけられたとしたら、とてもショックを受けると思います。それで自分が理性を取り戻し、子供に「悪かった」と思えるのか、あるいはさらに自分の殻に閉じこもり、世間から攻撃されることに対して怒りをつのらせ、ひいては自分の子供にその怒りの矛先を向けることになるのかは分かりません。

でも、他人からどのような言葉を浴びせられようと、時間が来たら子に暖かい食事を作り、散らかった家の中を掃除し、お風呂に入れて寝かせ、熱が出たら病院に連れて行くのは、やはり母親しかいません。きっとこのお母さんも、この子にそんな手をかけているはずです。だからこそ、心の底から腹も立つのです。

子育ての大変さを知ってしまった今、このお母さんの言動が何万人もの人から糾弾されるべきことなのか。。納得が行きません。

ちなみに、この場面に出くわして、このお母さんと通じ合えるのは、同じような苦労をしている「同士」だけだと思います。普段の生活の中で、自分だけの時間が好きに使えて、睡眠時間をタップリと取ることができて、家族のための食事をつくることもなく、趣味や将来の夢に打ち込む贅沢をしている人が、にわかにこの場でヒーローになるのは難しいと思うからです。

少しでもヒーローに近づきたければ、当事者意識をもって、自分にできることはないかと常に考えて行動することです。
子供が本当に虐待されているなら後を付けてでも身元を確認して通報する、一方で何でもかんでも母親の責任だと決めつけない、そこに不在の人(父親など)の責任も合わせて考える、それが出来ないのであればその他大勢の傍観者と同じです。

他には、妊婦さんや幼児連れに理解を示す、手を貸す、バギーが並んでいれば横からエレベータに乗り込まない、などなど、あちこちで困っている人に関わることで世の中を良くしていくしかないと思います。(あと、東京都民の方は、けしからん都議会議員を議員の座から引きずり下ろすことも忘れずに)。

世の中がマザーフレンドリーになり、このお母さんにも救いがありますように。そして、ひいてはそれがこの女の子にとっての救いになりますように。

 

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