2019年から始まったオックスフォードと東京の往来ですが、2020年3月月以降はコロナ禍でオンラインに切り替わってしまい、今年初めてべストシーズンと言われる春から夏にかけの季節を体験することになりました。

昨年8月1日にこちらに来た時は、(特に直前まで軽井沢にいたため)乾燥していて過ごし夏だな、くらいにしか感じなかったのですが、実際にこちらで一冬過ごしてみると、また違った見方が出てきました。

まず、ヨーロッパの緯度の高さから、夏と冬で太陽の位置がこれだけ違う(日照時間の差がとても大きい)ことを体感しました。夏は朝4時半頃から日が昇り、夜の9時を過ぎてもまだ日本の6時くらいの明るさなのが、冬は夕方の5時にもなると完全に真っ暗になり、朝は7時半でもまだ仄暗いのです。毎週ロンドンの補習校に通う道すがら、季節を肌身に感じます。

日本で迎える春」はのどかで静かな趣でしたが、ヨーロッパの春に感じるのは、「これで日光を浴びれる!」という歓び!心が一気にポジティブになり一日の過ごし方にも直接影響する、というと大袈裟かもしれませんが、そんなニュアンスです。

これまでは、ヨーロッパの人は夏によく長期で休むよね、と思っていましたがそれも納得。長くて暗い冬からの開放感ならでは。

特にイギリスは日本ほど祝祭日もなく(今年は女王即位70周年記念の特別の休みがありましたが)、どうせ休みを取るなら季節の良い夏にまとめて取りたいというのもよく理解できます。

ヨーロッパの冬を経て、日光のありがたさも肌で感じます。何が気分が下がる、後ろ向きになると、これは日照時間が影響しているのではないかと思え、明るいうちに外を少し散歩すると気分がスッキリします。

特に私の場合、こちらにきてきからアジア圏の時間帯で仕事をすることが増えたため、睡眠不足や食事など体調面が不規則になると、気分や気力の低下にモロ直結します。

なぜか疲れが取れなかったり、思考力が低下した時は、これは精神的なことだけではなくて、物理的なコンディショニングが影響していることを疑うようになりました。

最近では、行き詰まったら、それ以上は無理にがんばらず、まずは休んで整えるようにしています。精神的には急いでやり切りたいとおもうことでも、敢えて休息をとったり、ペースを落とすことで、より良い結果が得られることが多いと感じます。