2018年のGWに長崎までキリスト教の聖地巡礼の旅に出かけました。あれからたった4年しか経っていませんが、当時は自分がイギリスの大学院に行くことも、子どもを連れて渡英することも、さらに世界がパンデミックに襲われることも…当然ながら知るよりもありませんでした。

当初の予定では、長崎市内の浦上教会、大浦天主堂、五島列島に点在する教会郡、遠藤周作記念館やバスチャン屋敷跡などを巡る予定にしていました、ところがなんと当日の空港でチケットの確保ができていなかったことが発覚!旅慣れている自分としては大チョンボでした。急遽航空券を取るも、往路が予定より2日後にしか取れないことがわかり、したがなく有給休暇を足して長崎行きを欠航したのでありました。

せっかくの長崎で得た2日の余暇をどうしようか、ということで更なる聖地を探したところ、「夜と霧」でも有名な聖コルベが一時日本に巡礼に来られていて、日本で初のルルドを作られたことを知りました。その7年後にアウシュビッツで死を迎えられます。

早速行ってみようとい事で、バスを乗り継いで聖母の騎士中学校(の敷地内にルルドがあります)に向かいました。幼稚園児と小学校低学年の子どもたちには、上り坂の続く、かなりきつい道のりとなりましたが、頑張ってついてきてくれました。

いやほんと。登っても、登っても、階段が続くのですよね…。これが通学路かと思うと、この学校に通われる生徒さんたち、本当に偉いです。

さんざん坂を登ったところに、ようやく「ルルド」の道案内がありました。しかし、ここからさらに長い道のりが…。5月の最高の天気の中、微風に吹かれながら歩けたのは幸いでしたが、都会の感覚だと、標識を見てからの距離が長すぎるような気がしてなりません。

「この道で本当にあってるのかな?」、「どこかで曲がり損ねたのでは?」という一抹の不安を抱えながらひたすら登ります。

ジャーン。どうやら道は間違っていなかったようです。聖コルベの銅像が置かれていました。

そして間も無く、ルルドの泉が出てきました。この泉の水を飲んで、長崎大学医学部の放射線医師だった永井隆博士が説明のつかない奇跡の回復をされたというのは地元では有名な話だそうです。

また、この長崎のルルドの水はフランスのルルドの源泉と水質が同じだそうで、聖なる水を求めて行脚する信者がたくさんいるようです。