イギリスに来てから、我が家の子供たちは現地の小学校に通っていますが、日本語を維持するために毎週土曜日は日本語補習校に通っています。オックスフォードにも語学学校のようなクラスはありますが、文部科学省の履修要項に沿って国語を進めてくれる学校はロンドン近辺に3校あります。ブレグジットやコロナ禍によって日本人駐在員の数が大分減ったと言われる今でも、土曜日補習校だけでも1200名の生徒が通っています(2021年時点)。これに月から金まで通常のカリキュラムで通う子どもたち(現地校には入らずに日本の小中高校として通う生徒)がいます。

イギリスの現地校では春休みにあたるイースターブレイクが終わったばかりの4月半ば。日本人学校の補修校は新学年に移り、可愛らしい小一のお子さんたちは入学式を迎えていました。補習校には自由な鞄で通学することが許可されていますが、ランドセルで通う生徒も少なくはありません。

ロンドンの日本人学校は私立校で、入学時に国語力を判定するための入試(筆記と面接。子どものみ)があります。とはいっても簡単なレベルチェックで、日本の小学校から進学する場合は問題がないといわれています。(入学月の直前に受け付けてもらえます)。また、毎週、国語の教科書に従って課題をこなしたり、漢字の読み書きを20-30個づつテストされるので、ある程度家庭でのサポートが求められます。学年の最後に進級できるかどうか判断され(学年末試験があるわけではなく、普段のテストなどから先生が判断)、一度だけ留年できる仕組みです。

出席率を最低7割キープすることも進級条件の一つになっています。日本の小学校では毎日ほぼ国語のクラスがあり、多い日は1日に二コマやる日もあるので、週に一度しかない補習校を一日欠席するハンデはかなり大きくなるので、これは仕方ないかなと思います。

補習校に通う子どもには大きく二パターンあり、いずれは日本の学校に戻る駐在員の子どもたちと(多くは日本語がメイン)、イギリス人と日本人の国際結婚家族のお子さんたち(多くはメインが英語)です。中には両親とも日本人で現地採用でイギリスに長期滞在しているという少数派(近々に帰国予定なし)がいて、私のようなはみ出しもの(スタートアップで先行き不透明)が紛れています。

海外の大都市には日系の学習塾が進出していて、日本に帰国する子どもは中高学年になると補習校を辞めて塾に行ってしまいます。ロンドンにもサピックスや早稲田アカデミー、あと帰国子女専門のJOBAもあります。我が家は今の所私の仕事がどうなるか不透明なので、帰国対策のために塾通いもしていますが、勉強のレベルは国語も算数も塾の方が断然進んでいるので、こちらの準備がとても大変です。

渡英間もない我が家の場合、英語もままならず現地校ではまだまだ落ちこぼれです。日本語も維持しつつ、イギリス式の英語教育の対策もねじ込もうと思うと子どもへの負担が大きくなりすぎるので、いずれはどちらか選ばないといけないなと感じていますが、判断に迷うところです。日本の勉強を全て手放して現地校のことだけに専念する誘惑に駆られることはとても多いのですが、それは確実に英語圏で大学まで行くと腹を括った時かな、と思います。

しかし子どもの勉強をみるというのは本当に大変ですね。。自分で勉強する方がよほど楽だと感じます。。