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MBA留学:オックスフォードのカレッジ制度

Oxford Lady Margaret Hall College, heading for the matriculation

オックスフォード大学には大小40校ほどの「カレッジ」なるものが存在し、The University of Oxford に通う生徒は必ずどこかのCollegeにも所属するというシステムがあります。自分はユニバーシティに入ったと思っていたら、次はカレッジを選ぶように、という案内が来たときは頭が混乱しました。Universityには複数の学部がある総合大学で、College は短大や単科大学と思い込んでいたら、オックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学を併せた呼び方)ではどうも勝手が違うようです。

選ぶまでの時間がたいしてなかったので慌ててネットやYouTubeなどでリサーチしてから決めましたが、現地の人や代々オックスブリッジというような人には迷いがないのでしょう。日本人の場合は、天皇陛下の留学先でもあるセントアンソニーカレッジが最も馴染みが深く、日産インスティテュートも併設されています。

ただこのカレッジ制度は外国人にとってはとても不思議な制度で、良し悪しがあります。メリットは、Universityの学部では専門分野を共に学ぶ友達ができてCollegeでは他の専攻や年次の生徒と知り合える点で、ネットワークにはとても良いシステムで、自分にとっての属性が一つ増えるような意味合いではとてもプラスです。一方、デメリットとしては、UniversityとCollegeがそれぞれバラバラに機能していて、手続きが非効率だったり、一貫性がないことでも知られています。

例えば、入学するとそれぞれからメールアドレスをもらうのですが、ITデスクがそれぞれの管轄のものしか担当してくれず、たらい回しにされる・・というような状態が生じます。伝統ある大学にきたのだから官僚的な縦割りシステムはある程度許容しないといけないのかしら、と悩ましく思うことが度々ありました。

オックスフォードに入学すると。まずマトリキュレーション(Matriculation )という聞きなれない儀式に呼ばれます。これはいわば入学式なのですが、幾つもの特徴があります。上の写真は、マトリキュレーションに向かう前にカレッジに集合した時のものです。服装は学校指定の黒のガウンと大学帽を身につけるのですが、この下のルールも決まっていて、女性は黒のタイツ、黒っぽいスカート、白いシャツ、首に黒いリボン、男性は黒ズボンに黒ジャケット、白いシャツに白い蝶ネクタイ。これはラテン語でサブファスク(Sub fusc と呼ばれ、在学中に試験を受けるときは必ずこの服装を身にまとって試験を受けます。

大学では、このマトリキュレーション(10月上旬)や学科試験が行われる週が大体決まっているため、この時期を狙ってオックスフォードに来ると、街中で黒ガウンで歩く学生の姿がたくさん見られるます。わたしたちの時もカレッジからマトリキュレーションが行われるシェルドニアン・シアターまでゾロゾロと何百人も列になって歩いていると観光客にたくさん写真を撮られました。

次回はマトリキュレーションについて、もう少し詳しく書いてみることにします。

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