FAMILY / ファミリーのこと

End of ‘Yochien’ life for a working mother / 働くママにとって幼稚園生活の終わり

This is a picture of the last bento (lunch box) I made for my son last month. Nothing fancy, but I am glad I was able to do this for him for the past 3 years.

Yochien, Japanese kindergarten, assumes that mothers are available at home around the clock. The reason I chose Yochien over other pre-school options was that this is an educational and religious environment for children. I was right in these points, but anyone who choose the same should really prepared for it.

先月、下の子どもが幼稚園を卒園しました。最後に作ったお弁当の記念写真。三年間の楽しい幼稚園生活を送ることができて本当に良かったです。

幼稚園では先生方が本当にこまめにいろんな製作を進めてくださり、こんなサプライズもありました。年長三学期のお弁当作りは、心の中ではカウントダウンをしていましたが、こんな風にありがとうを言ってもらえると、ちょっと恥じ入ります。

一学年45名ほどの母集団で、外でフルタイムの仕事をしている人は二、三名。あと、フリーランスのお仕事をされる人も中にはいて、固定のベビーシッターの送り迎えや、近隣のアフタースクールの送迎を利用する人も結構多くて、在園中は我が家もそんな送迎パターンに紛れました。

でもやはり降園後の外遊びや、沢山ある園行事の係、参観など、週に何度か園に顔を出すことで周囲との和が保たれることがあり、その全てをこなすことはとてもできませんでした。息子は物分かりが良い子なのでぐずったりはしませんでしたが、「どうして他の子は遊んでるのに、僕はいつもすぐにお家に帰らないといけないの?」と何度となくストレートに質問されました。

「よそはよそ、うちはうちだから」と突っぱねましたが、もっと時間にゆとりがあれば、公園遊びを一緒にしたり、家にお友達を呼んだりできるのになー、と思ったものです。姉の時はベビーシッターを常時雇っていましたが、諸事情あって契約を打ち切り、この二年間は仕事の時間を調整して、シッターなしで幼稚園生活を乗り切りました。

そんなわけで、在宅勤務の途中に幼稚園のお迎えをしたり、会議と会議の間に幼稚園から息子とタクシーで職場に向かい、オフィスで待たせたことも多々ありました。こんなわがままを許してくれた職場に、まず大きな感謝です。

特にテクノロジーチームのお兄さんたちが子守を引き受けてくれて、仲良しのインド人のお兄さんがお迎えにきて、肩車されてテック部屋に向かい、ドラクエをさせてもらうのが息子の楽しみになりました(家に帰ってから同じアプリが欲しいと言われて困りましたが)。

「僕も大人になったら会社にきてゲームするの」となんだかとっても勘違い発言をしていますが、こうやって大人たちがオフィスで楽しく働いているところを見るのも、今となってはよい社会経験だったような気がします。

「どうしてママの会社には色んな色の人がいるの?」多国籍文化の当たり前の光景も、彼には新鮮だったようです。「だってこれが社会の縮図だから」と、地球には70億人の人がいて、日本語を話すのはせいぜい1億人しかいないことを伝えると、6歳児が目を向いていました。そう、幼稚園という小さな社会で三年間を過ごしたのも、いずれは多様な価値観の海に漕ぎ出すための準備です。

さて、過酷な仕事と同時にはなかなか両立が難しく、私の場合は過去5年の間は仕事をものすごく抑え気味にして、園行事のありそうな日程は事前に予定をブロックしてなんとか耐えました。家族で乗り切った幼稚園生活には悔いはなく、精根尽き果てましたが、もう一度選ぶかと言われたら選ぶと思います。

仕事をしているお母さんの中には、我が家と同じく幼稚園を選択される方もいると思います。我が家は忘れ物や欠席で園にはご迷惑をおかけしたことも沢山ありましたが、幼稚園の先生方は色んなことを正直にお話しできる存在でした。考えてみると、園にいる先生の半分は働くお母さんたちなので、働くママの意見とはシナジーが高いはずです。

例えば、私たちが在園中には難しかった年間スケジュール。暫定的な予定でもこれを一学期の頭にもらえると働くお母さんでも予定を調整できることをお伝えしました。同時に幼稚園にとって財源を確保するための寄付金集めのアイディアや、卒業生として力になりたいということ、その他慈善事業の可能性など、思えば色んな機会に先生方と私の想いを共有させて頂く機会がありました。入園時と同様、とても心の広い地域に開かれた幼稚園だということを確信しました。

子どもたちには、幼稚園で学んだことを心の肥やしにして、立派な小学生になって欲しいです。我が家の幼稚園ライフはこれで終わりです。やり尽くした感100%です。

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