K Ballet ‘Nutcracker’ at Akasaka ACT Theatre / Kバレエの「くるみ割り人形」

子どもをのコンサート鑑賞が認められるのは年齢4-5歳からのことが多いのですが、我が家の5歳児と6歳児はつい最近になってようやく周りの人に迷惑をかけずにじっと終わりまでみれるようになりました。

そんなわけで、今年から劇場鑑賞が解禁となり、先日熊川哲也さんが芸術監督をされるKバレエのくるみ割り人形を子どもを連れて観てきました。メインキャストは中村祥子さん、遅沢 佑介さん、スチュアートキャシディで、ACTシアターという小さな劇場ならではの、至近距離からの鑑賞ができて嬉しかったです。

くるみ割り人形のバレエというと、私の中ではNew York City Ballet がダントツの王道で、一幕の終わりにクリスマスツリーがどんどん大きくなる舞台演出が有名なのですが、Kバレエはどんな風に趣向が凝らされているのだろうと思っていたら、舞台の上の方から巨大なツリーの足元の風景が降りて来ました。

スクールの生徒も何人も出る構成で、これからが楽しみな若いバレエ団ならではの楽しい舞台でした。これからどんどんスター性のあるダンサーが出るのが楽しみになる勢いを感じました。

日本のバレエ団の公演ではオーケストラの生演奏にはなかなかありつけず、劇場の天井の低さなどのインフラと相まって、どうしても興ざめしてしまうのですが、世界の舞台で踊れるダンサーの豪華な顔ぶれを見ていると、まだまだ改善の余地のある日本のバレエ芸術を引っ張っているのだなぁ、という風に感動しました。いやほんと、オーケストラ付きの豪華なシアターで踊るに相応しいダンサーたちでした。

特に、楽しみにしていた中村祥子さんの金平糖の精は見応えがあって、どこを取っても素晴らしかったです。何と美しい足の甲!日本で活躍する現役バレエダンサーの中で、もっとも身体的に美しい方なのではないかと思います。

くるみ割り人形・王子役の遅沢佑介さんも気品があってとても素敵でした。ドロッセルマイヤーのスチュアートキャシディは立っているだけで雰囲気を醸し出し、クララ役の吉田このみさんは若き日の森下洋子さんを彷彿とさせる雰囲気のダンサーでした。

この日の舞台は大入り満員で立ち見の人たちもいましたが、Kバレエに将来性を感じるのは、若手のスターダンサーにどんどん舞台のチャンスが与えられていることで、特にイケメン男性舞踊手が続々と集まっているのはすごいことだなと思います。

例えば、アイススケートの選手や技術が10年、20年前と比べて飛躍的に進歩したように、バレエ芸術の世界も一昔前には考えられないような高いレベルに達していて、特に最近の男性ダンサーの垢抜け具合がハンパないと感じます。羽生結弦さんばりのナチュラル王子ルックスの人が何人もいて驚きました。

あと、ナチュラルといえば、Kバレエば全体的に薄化粧なのがとても良いと思います。国内のバレエ団には、「中国雑技団の西遊記?」と思うような濃厚メークで興ざめだったりするからです。

とにかくとても良い舞台を観せて頂きました。これからがとても楽しみなバレエ団です。

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