FAMILY / ファミリーのこと

What a day in Kizzania Tokyo / キッザニアでイマイチだった日

12月某日、子どもたちのたってのお願いで久しぶりにキッザニアに行ってきました。

事前予約の上、支払いも済ませて楽しみにしていたのですが、二日前に長女が発熱(その頃すぐに平熱には戻ったものの辛そうな感じです。前日には息子が夜更かし。そして当日には私が連日の疲れで起きられず…と、絶不調の中で遅刻しての参加となりました。

はじめての午前の部(9時スタート)に参加したのですが、ららぽーとのその他の商業施設が全てしまっていてエスカレータも全てロックされるなか、一階入り口から少し入ったところ(でも人気がないとそんなに目立たない場所)に、午前中限定のキッザニア入り口があったとは知らず、奥のエレベータ、手前のエレベータと行ったり来たりして三階までいくために無駄足を運んでしまいました。

ついていない日というのは、始まりからこんなスタートなのかもしれません。ただでさえ朝っぱらから郊外に出向いて疲れ気味の中、だだっ広い不案内のショッピングモールの作りにイライラ…。

9時半に到着した時点で、もともと体調の悪かった娘はぐったりしていて、息子一人が「パイロットやり、たーい」と無邪気に喜んでいました。

でも、人気のハイチューはこの時点で申し込み完了。他に何をやりたい?」と聞くと、息子は「カレー屋さん(ABCクッキングスタジオ)」、娘は何だかしんどそうで答えなし…。催促すると資生堂のビューティサロンだというので、一時間待ちの「ネイリスト」に予約しました。

親心としては、せっかくなんだから就きたい職業を知る内容のことに挑戦してほしいと思うのですが、いつもここに来るとバナナ屋さん、ソフトクリーム屋さん、ピザ屋さん、クロネコヤマトなどアルバイト感覚のものばかり選ぶので、何だかなぁ、と思ってしまいます。

でもまぁ、子どもなんてそんなものかもしれないと諦めてアテンドを続けると、今度は娘が座りたいというので飲食店のテーブルに着きました。そのとたんに眠り始めたので、これは本当にまずいかもと救護室へ向かいました(もったいないけど並んでいたお仕事もキャンセル)。

しばらくの間、私が救護室で娘に付き添う傍、スタッフの人が息子を送迎してくだるという展開になってしまいました。

と、そこへ一組の親子が入ってこられました。聞くともなしにカーテン越しに会話が聞こえてきたのですが、今日は小一のお姉ちゃんと弟を連れてきていて、弟が発熱してしまった、今日はパパが一緒じゃないので介護室に張り付くのは難しい、しかも午前と午後の部の両方を申し込んでいるのに残念…と、私たちの状況にとってもよく似た親子がいたのでした。でも、我が家はまだ午前の部にだけの損失で良かったと思えて、お互い楽じゃないですね〜と思ったりしました。

娘は一眠りするとスッキリしたようで、一度はキャンセルしたビューティサロンに再度申し込み。その後は復活したようでピザーラ、ABCクッキングスタジオで手巻き寿司、となんとか5つくらいのお仕事をすることができました。

が、疲れた〜。気がつくと私も風邪気味で、いつもより身体が辛いことに気がつきました。頭はフラフラするし、3人分のコートやドリンクを肩に担いで二人の子どもの面倒を見るというのは体力勝負なのでした。

子どもは本当にマイペース。思わぬタイミングで思わぬ展開が待ち受けていて、こっちが振り回されてしまいます。思えば子どもたちが生まれてこの方、完全に子どものペースに飲まれています。

子どもには感謝されず、他からはそんなに頑張らなくて良いとアドバイスされ、子育てなんて全く面白くないと思えた日でした。

ワーキングマザーは日頃仕事で忙しくて大変だけど週末には切り替えて、家族の笑顔に癒されてなんとか保てている部分がありますが…本当に大変なのはそんなものではないですね。

自分一人がフル回転する中、できる限りのことをやっているのに子どもは言うことを聞かず、心身ともに疲れ果て、手は差し伸べないのに何故か余計な口だけは出してくる周囲とのストレスにクタクタになる疲労感と虚脱感。

キッザニアはお仕事の楽しさを体験させてくれる素晴らしい施設ですが、本当の仕事の大変さを舐めてくれるなよ、と思った一日でした。外の仕事に内の仕事。

こんなに報われない親という仕事って何なのでしょう。

ぜひとも親版キッザニアを作って、本当の親の大変さを味わわせてほしいものです。

お仕事をしてお礼も言われず、稼いだお金は生活費に回り、何かに集中しそうになると中断が入り、どうでもいいような用事をさせられて、自分のやりたいことは何もできないという。

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