なんとか子どもたちに山盛りのお土産を持ってロンドンから帰宅しました。
いやほんと、動き詰めのハードな9月となりましたが、出張自体は大人の時間としてとてもリラックスできて、誰からも邪魔されずに集中して考えたり、刺激もたくさん受けた充実のひと時でした。
それにしても(今更ですが)、ホテルのルームサービスは素晴らしい。散らかした部屋がいつのまにかきちんと整頓されていて、寝具が真新しくなっていて、夜に気持ちよく布団に入れるというのはなんとも爽快です。
ところが家に着いた瞬間、自分がやるべきことばかりで、ホテル住まいが懐かしくなってしまいました。
出張してきたというと、皆口を揃えて「大変ね〜」と言いますが、日常のエンドレスの子育てほど大変なものはないな、というのが実感です。
その実、出張の谷間にこなした幼稚園のお芋掘り遠足や運動会の方がよほど大変で、周囲へは気は使うわ、報われないわ、疲れるわで、親にとって楽しいものではないです。辛うじて、気の合うママ友とのおしゃべりとか、子どもの喜ぶ姿や成長を感じたりして、心の隙間が埋まるような感じで、充実とは程遠い感覚です。
まぁ、でも、これが子育てというものなんだな、と思うしかないです。時間をかけて人間は育つのだから、子供を産んだ以上は好きなことだけをするわけにはいかないということで、食育、徳育、知育に体力、社交上の学習と満遍なく仕上げていかなければいけませんよね。
至れり尽くせりだったホテルでのカンファレンスサービスとはえらい違いですが、大変な割に支援の手が全く得られない子育て生活に舞い戻ってきました。
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