ベートーベンと行くアリスの音楽旅行

帝国ホテル隣にある日生劇場で夏の間、いくつか子ども向けのイベントが行われます。

その第一弾のオーケストラコンサートに行って来ました。

長谷川初範さん演じるベートーベンとオペラ歌手のソプラノとバリトン歌手のリードで進行し、途中でモーツアルトやショパンやバレリーナがでてくる子ども向けの楽しいプログラムでした。

堅苦しくなく、退屈しない観客参加型の趣向で小さい子どもたちが芸術に親しむきっかけとなりそうな工夫がたくさんありました。

我が家は親の影響で「のだめカンタービレ」を何度となく見ているので、指揮者に思い入れがあるようで、特別長い拍手👏を送っておりました。

最初は興味津々でお利口にしていた子どもたちでしたが、実はこのコンサートの最中でママの雷が落ちる事件がありました…。
まず、第一部の後半でガサガサと動き始めたので、インターミッションの間に叱りつけ、続きも見たいのなら静かにすること約束させたのでしたが…。その時に食べたマフィンが床に散らばり、酷い有様でした。仕方なくコンサートホールの床に這いつくばってせっせと自分の子どもが散らかした食べこぼしを拾い集めてなんとか第二部に駆け込みました。

「ママ〜、早くしないと始まっちゃうよ」とイノセントに手を振る子どもたちをみて、なんてマイペースな生き物だろうと呆れました。

そして第二部。バレリーナが登場し、金平糖の踊りが始まりました。東京シティバレエの美しいダンサーに見とれました。自分が子どもの頃とは日本人の体型が変わってるなー、海外のレベルと変わらないなー、すごいなーと思っていたその時、息子が座っていた椅子のクッション(子ども用に座高を高くするシート)を外しにかかりました。

ガサガサうるさいのそのクッションを足元に立てかけたところ、次に動いた弾みでそのクッションが蹴飛ばされ、そばにあったプログラムが見事に通路に舞い散ったのでした。

本当は身動きすらしたくなかったところ、隣の親切な方が拾ってくださったので慌てて紙の回収をしていると、今度は娘が手元でいじっていたキッズケータイの紐を引っ張ってしまい、何と防犯ブザーを鳴らしてしまうというあり得ない展開になってしまったのでした。

もう恥ずかしいやら腹がたつやらで、どうしてこんな目に合うのだろうと情けなくて無性に悲しくなることしきりでした。

「ママ、ほんとうにごめんなさい」としおらしく謝るのも束の間、舌の根も乾かないうちに次は電車の中で大はしゃぎして再び怒られるこどもたち。二人で一緒にいることの相乗効果もあり、直ぐに調子に乗ってしまうようです。

この日生劇場の夏のイベントには他にもいろいろあり、幼稚園から六月くらいに事前申し込みの案内があったので、子ども向けの落語やバレエにも既に申し込んでいるのですが、もー、こいつら連れて行きたくないっ!と心の底から思ってしまいました。

こっちは、できることならドレスアップしてこの夏に日本に来る「ルグリガラ」を見に行きたいのです。それをぐっとこらえて夏休みの間は子ども向けの出し物に付き合っているのに、喜んでくれないばかりか、これでは罰ゲームではありませんか。

こんな日は頼むから早く親離れしてっ!と思います。自分がアウトドア派だったらこんなストレスもなかったのかもしれませんが、コンサート好きには幼児との行動はキツイことこの上ありません。

正直、子どもたちが「おかあさんといっしょ」や「いないいないばぁ」から卒業できたときは涙がでたし、「しまじろう」に興味を失ったときはガッツポーズをしました。今は「プリキュア」や「仮面ライダー」にも早く飽きてくれよ、と心待ちにしています。

親としての義務感から付き合っているイベントが年々減っているので嬉しいですが、本音ではいつも苦痛だったりします。そんな中でも日生劇場の公演は良質なものが多く、比較的親も楽しめます。

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