FAMILY / ファミリーのこと

D&I のこと/ 多様性強化と課題

Someone in the firm nominated us, the team working on D&I – diversity and inclusiveness – initiative, then we became the regional finalists to almost win tickets to London where the global championship was going to be held.  

We ended up not wining the tickets, but it was an interesting experience and I feel good about this D&I won some local recognition. 


ここ数年の間、会社でボランティアベースで取り組んできたD&Iの取り組みが組織を元気にさせる活動の一つとして選ばれました。

日本部会で勝者に選ばれると、去る一月にロンドンで開かれた全世界ベースのチャンピオンシップへに招待されるということで、去年の年末にプレゼンをやったりしました。

結果は残念ながら、最終戦には進めませんでしたが、この多様性への取り組みがスポットライトを受けることができて嬉しいです。そして、個人的には多忙な年末年始にロンドン行きを計画しなくてよくなり、心底ホッとしています。

私たちのD&I活動というのは、女性、障害者、ゲイレズビアンなどのマイノリティが、人と違うことでいこごちの悪い思いをしなくて済むよう、様々な取り組みを行い、草の根でいろんな意見を吸い上げながら経営陣に提言していくというものです。

特に働き方の改革については、男性の勤務時間帯が減らない限り、出産人数は増えないと言われていて、政府の調査によると、「夫が家事や育児を手伝う」という質問にYes と回答したひとは二人目以降の出産率が高いのです。逆に、上の質問にNoと答えた人の中で(つまり夫が家事や育児を全く手伝わないと答えた人の中で)、二人目の子どもを産む人は10人中一人の割合だそうです。

そんなわけで、私の周りでは男性の育児休暇取得をせっせと奨励してきているのですが、実は制度が適切に機能しないケースも出てきています。昨年、こんなことがありました。

まず、部下の男性の一人に第一子が生まれ、育児休暇を申請したいという相談がありました。男性の育児休暇取得率向上は法人の目指すところでもあるので、もちろん承認しました。

当時ちょっと違和感を覚えたのは、出産予定が6月なのに育児休暇は11から12月にかけて取得して、職場復帰は年が明けてからという希望でした。育児休暇の本来的な意味を考えると、個人の楽しみのために年末年始をオフにするような休み方には疑問を感じましたが、奥さんの復職準備や春からの保育園探しもあるとのことだうまたので了承したのでした。

ところがいざ子どもが生まれてみると、やはりとても大変なので7月と8月をオフにしたいというのです。まだ子どもが一人しかいないのに、何がそんなに大変なのだろうと思いながらも、そんな想いは心に秘めて、現場の人たちのアサインメントを急遽調整して、育児休暇を実現させました。彼の不在を埋めるために、彼のチームにいた女性社員たちは少しづつ負荷を負ってくれました。いずれ自分たちの番なった時にも周りに迷惑をかけるから、負荷は持ち回りしようという意識もあったことと思います。

10月になってその男性社員は予定通り復職したのですが、休んでいた二ヶ月間のブランクが直ぐに埋まるわけでもなく、その間に活躍していた部下の人が引き続きかつての自分の仕事をしているのを横で見ながら手持ちぶたさな様子でした。

そして12月。

初めから意図したわけではないですが、休み中に自分の人生を色々と見直す時間を持ち、もっとバリバリと活躍できる仕事に就きたいので転職します!

と、言ってその方は辞めてしまいました。

できれば年末までに最終日として、年末年始は次の仕事に向けて準備したいとのことでした。

一同、唖然。

育児休暇というものは、いつも最前線で働けなくても、家族のために時間を割く必要のある一時期を会社や職場の仲間がサポートしてくれる仕組みです。

バリバリ仕事をやりたいのなら、休まずに周りに迷惑をかけずにもっと仕事を引き受けるべきですが、逆に周りに仕事を押し付けて知らん顔で休暇に入り、復職後は定時退社だったのに、やりがいを求めて離職するというのは想定外でした。

なんとも、子どもの出産にや育児によるキャリアのブランクを軽くするために作られた制度が、本来そのような休みなどいらない人にとっては自分探しの休暇となり(ひょっとしたら転職の面接などもやっていた可能性も)、いいように利用されてしまったようです。

奥さんが出産している時に不倫していた国会議員も記憶に新しいですが、そもそも男性に育児休暇なんているのか?という前例を作っているかのようで非常に残念。

フリーライダー問題という逆風があったりしますが、負けずに運動支援をして行きたいと思います。