(関連記事: 「子連れ出張トライアル」)
この夏に英語保育を経験したせいか、あるいは春に英語圏に旅行をしたせいか、子どもたちのあいだに英語熱が高まっているようです。
これまでは日本で暮らしているのに幼児期から中途半端にバイリンガル教育をするのは無意味な気がして何もしてきませんでしたが、ここへきてとうとう習い始めてもよいかな、と検討中です。
きっかけはこの夏二回目の沖縄出張に子供たちを連れていき、再び英語保育に入れた時のこと。
実は一度目に二日間の保育を受けたとき、言われていることがよく分からず、娘がうまく気持ちを伝えられずに涙してしまったということがあったようでした。二回目に行くときに嫌がるかなと思ったのですが、その心配をよそに何か吹っ切れたように元気に乗り切ってくれたということがありました。
おそらく一度目に行ったときは、子どもたちなりに不安やドキドキがあったようなのですが、それを克服することができたのか、二度目は殻を破って自分をだして楽しめたようです。保育の先生たちも変貌ぶりに驚いていて、皆の前でバレエを踊ったり、歌ったりとても楽しそうで、精神的にもとても成長したように感じるとおっしゃってくださいました。
そして秋になり、幼稚園が始まってから、しきりに「英語を習いたい!」とか「またニューヨークに行きたい」というようになって、子どもたち同士でABCの本を開いたり、英語の意味を聞いてくることが増えました。挙句の果てには、「ママは英語がしゃべれるのに、自分たちはHello とSee you しか言えないんだよ!」とブーイング。
最近、私の仕事の関係で、頻繁に夜中や早朝に海外との電話会議が入るのですが、自分の母親が自分たちの知らない言葉で一体何を話しているのか理解してみたいと思うようになったのかもしれません。
考えてみると、確かに子どもたちが全く英語を話せないというのはちょっと不便だったりします。
知り合いの外国人と食事に連れていっても退屈すること間違いないし、隣近所のインターナショナルスクールの子供と公園で仲良くなることもできません。また、今後海外出張があったときに夫や親戚がいつも同伴してくれるとは限らないので、少し英語が話せるだけで保育先の選択肢がぐっと広がるなぁ、とも思います。
さらに先日行われた幼児教室の面談で、早生まれでもじもじすることのある子供にとって、お教室以外の習い事で自信をつけたり、殻を破ることがよくあると聞いて、沖縄での一件を思い出したのでした。
そんなわけで、日本語の習得に邪魔にならない程度に英会話のスキルをつけてもらう試みを始めたいと思います。
またご報告しま~す。