Summer time memories / 夏の日の思い出に



  
  

幼稚園に通うようになって、保育園時代にはなかった「夏休み」を手に入れることができました。

大人にとっては同じ毎日なのですが、子どもにとっては貴重な年中の夏休みであり、一生に一度きりの3歳の夏だったりします。

働くお母さんにとっては幼稚園というところはなかなか大変な場所です。でもこんな風に貴重な気づきを頂けることがあり、夏の旅行にはカラーマーカーやクーピーを持って行ったり、旅先から暑中見舞いを送ってみたり、あれこれ工夫しないといけないなぁ、と思えることもプラスかなと思います。

今回、4歳の娘と3歳になった息子と過ごした夏休みは、初めて子どもが意識的に「楽しい!」、「こんな風に過ごしたい!」と思えた時間なような気がします。

実は、これまでのようにフルマラソンのような働き方はそろそろ終わりかな、と思えることが増えたこの頃。もう少し子育てにシフトできるよう仕事のペースを落とす計画を立てていて、こんな風に出張に子供を連れて行ったり、いろんなところに出かけたりというのも期間限定かなぁ、という風に思っています。

これまで子どもたちには保育園でよく泣かせたし、寂しい思いもさせたことと思うので、こんな風に楽しい夏の思い出をたくさん作って埋め合わせをしたいという気持ちもあります。

もう何度も、「ママと一緒にいたい。もうおもちゃもたくさんあるし、ママお仕事しなくていいよ」。こんな風に夜になるとくっついてきて仕事をやめてほしいという訴えをしている娘。

ひと月ほど前に、「じゃあお仕事やめて一緒にいようか」と提案すると、それは嬉しそうに、「本当?やったー」。そしてそのあとにポツリと、「でも・・・本当にお仕事やめられるの?」

それまでにも何度もそんなことを言いながら仕事を続けてきた私の言葉が信じられないでいるのです。長らくキャリアを積んでいると、ちょっとやそっとの壁や障害では仕事を辞めるという決断はなかなかできないものです。むしろ、仕事を辞めるとしたら、そんな障害を乗り越えたときに冷静になって決断するときしかありえません。

自分でもこの5年間走り続けたと思いますし、夫の事業もペースアップしてきたこともあり、そろそろペースダウンしてもよい潮時かなと感じつつ、「そうか、最後は私の気持ち一つだなー」と考えさせられるのでした。

そして、この夏に思いっきりいろんなイベントをいれて、これまでの子どもたちへのねぎらいも含めて最高の夏にしようと決めました。ところが面白いことに、賢い娘にはそんな気持ちが別の意味に伝わってしまったようで、先日こんなことを言ってきて驚きました。

「ママ、いろんなところに旅行に行けて楽しいね。(じぶんが)大人になって、子供にお仕事を辞めてといわれてもやめないんだー」

え?どうして?と聞くと

「あのね、これからもね、幼稚園のあとに保育園にいってママがお仕事終わるまでまってるね。だからまたいっぱい、いっぱーい楽しいところに連れて行って!」

ひと夏で子供は大きく成長するといいますが、まだ4歳半の娘が夏休みを半分終えたところで、どうやら親が働いていることで自分が払っている犠牲の量と楽しみの量を天秤にかけるという恐るべき発見をしたらしいのです。Cost and benefit analysis というやつですね。

実際には年中の生活に入ってから体力もついてきて、午後の保育所でのアクティビティやお友達との遊びも楽しくなってきたようなのですが、ちょっと前まで「ママーいかないでー」と大泣きしていた子供がこんなことを言うなんて・・。

もちろん気分的な高揚感のなかでの発言なので、普段の生活にもどれば甘えん坊のままだと思いますが、いやはや、驚きました。

 

 

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