Childhood different from mine /自分とは違う子供時代を過ごしているこどもたち


子どもを育てていると、なんらかの手がかりを得たくて自分の時はこうだったとか、こんな時はこうしてもらったというように自身の記憶を辿るということがよくあります。

でも私の場合はことごとく参考にならないというか、自分とは全く違う環境で育っている子どもたちにとって、何が良くて、何が良くないのか判断に迷ってしまうことがあります。

例えば、まだ幼稚園児の子どもたちを幼稚園が終わった後も午後の保育所に預けて夕方まで働くことについて、時々ものすごく罪悪感を覚えることがあります。

よその子は午後の自由な時間にたっぷりと公園遊びをしたり、時にはお家でゴロゴロしたり、お母さんの手作りクッキーを食べたりしている時に、引き続き集団での保育に放り込まれるというのは子どもにとって辛いんじゃないだろうか…とか、体調が優れない時など夕方までお迎えを待つのはさぞかし長い待ち時間なのだろう…などと考えると、そこまでして仕事を続けるべきかどうか。。。いちいち迷います。

ですが最近、自分の親も共働きだったり、お母さんが外で仕事を持たれていた方の意見を聞く機会があり、子どもの頃はなんの抵抗も感じなかった、むしろ誇らしかったなどという人がいて、案外そんなものなのかもしれず、考えすぎは良くないかも、と思い直しました。

自分の幼少時代の記憶をいくら辿っても、保育所に預けられたり、シッターさんと日中過ごすという経験をしていないので、それが一体どれくらい寂しかったり、あるいは楽しかったりするのか、自分では実感として把握できませんが、働く母親を持った人がそういうのなら、案外子どもは悲壮感など全く持たずに適応してくれているのかもしれませんね。

また、他の例をとると、子供がシッターさんに偉そうに物を言っている(タメ口で話している)のを耳にすると、まだ小さい子供でも親でもなく、家族でもないシッターさんのことを使用人として捉えているとしたら、これは教育上とっても良くないことなんじゃないかと感じてしまいます。シッターさんの方も子供の目線に降りてきて、「今日はあいちゃんと喧嘩してしまいました」などと言ったりするので、子供になめられている可能性もあります。

管理職でワーキングマザー道を邁進するなんて大変そうだし、苦労も多いし、子どもが犠牲になってしまいそう…とさっさと仕事を辞めようとした第一子誕生から早くも4年が経ちましたが、確固たる自信があって仕事を手放さなかったことは一度もなく、今どきの多様な働き方の推進や働く女性支援の風潮に後押しされる形で、どうにかこうにかやれてこれています。

余談ですが、ここ5年ばかりの会社組織での勤務形態の進化には眼を見張るものがあります。これが10年前だったら決して自分は今ワーママをしていないだろうと自信を持って言えるほどです。

リモートで働くことが普通になり、オフィスからは固定電話が消えて職員はスマートフォンやタブレットを支給されるので、会社に張り付いて仕事をするという意味がどんどん薄れています。会社にとっても職員一人づつに固定のデスクを確保する必要がなくなってスペースのコストが省けるという利点もあり、普段からリモートで働く癖がつくとどんどんペーパレス化が進んで会議の資料もプレゼンもデータさえあればどこでも仕事が進みます。仕事相手が外国にいると、日本時間に拘束される必要もありません。

「子供の体調が悪いので、今日は在宅勤務に切り替えます」と秘書さんにメッセージを入れておき、必要に応じて電話会議で日中の仕事を回すことは十分に可能です。

もちろんそうはいってもまだまだ職場での会議は多いですし、朝夕の保育園の送り迎えや膨大な家事に物理的な拘束はつきものです。ワーママを取り巻く環境はまだまだ厳しいのが現実ではあるのすが、オフィスに物理的にいないと仕事ができないという一昔前の制限から開放されるだけで、仕事と育児の両立は飛躍的にやりやすくなります。

 

2015年の時点でワーママ歴4年目の私が今思うことは、とりあえずやってみてよかった、やる前に怖気づいて辞めてしまわなくて本当に良かった、ということです。

自分が育った時代には考えられなかったような自由な働き方が出来るようになった今、子育ても仕事もどちらも思い切りやってみるという最先端の働き方ができていると感じます。少なくとも、出来ないと思ったことを「方法を変えれば出来るかもしれない」と思えるくらいには創造的な生き方ができるようになり、未来に向けてちょっとした貢献をしている気分になることがあります。

働くお母さんを持つのって、どう?

こんな疑問も、20年後の世界では問われることすらないのかもしれませんが、この問いへの本当の答えは子どもたちが親になった時に分かるのかもしれません。「働く母親に育てられた自分たちの経験」を踏まえて、未来の子供たちはどんな判断するのでしょうか。

 

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