先月、4年ぶり(仕事だと10年ぶり)にアメリカに行って、自分の英語力の低下に驚いてしまいました。
普段の仕事でも使っているし・・・とすっかり慢心していたところ、ネイティブスピーカー同士のフリーディスカッションについていけないどころか、自分の意見をいうタイミングを逃してしまうことも何度もあり、挙句の果てには言いたいこともいえずにディスカッションが終わってしまったりして、とてもショックを受けました。
経験的に、英語力は瞬発力、語彙力、とにかく日々のインプットが命です。 インプットなしにアウトプットはあり得ません。
かつて在米10年、アメリカで大学院まで出てNYで何年も働いた自分の英語力、バイカルチャーレベルがすっかり劣ってしまったことをいやというほど思い知らされ、えらいこっちゃ、とかなり焦りを感じました。
帰国したその日のうちに下を実しました。
- スカパーでCNN、BBCなどのインターナショナルニュースのパックを契約(それまで契約していたエンタメ系の別のサービスは停止)
- The Economics 、Harvard Business Review の契約
その気になれば、月々数千円の工夫でバイリンガル環境が作れることに今さらながら気づいたような次第です。もっと早く取り入れておけばよかった・・・。
その日以降、家では英語ニュースのかけっぱなしを頻繁に行い、その他にパッケージでついてくるなかにドラマ番組や子どもたちはディズニー・チャンネルがお気に入りになっています。英語の雑誌もそこにあれば手に取りますが、書店まで行かないとアクセスがないとわざわざ英語のものにふれる機会は圧倒的に減ってしまいます。
海外の番組に飽きたら日本の番組、日本のものに飽きたら英語に切り替え・・・という風にテレビをつけている時間帯はかけっぱなしにしています。
ちなみに上は自分自身のために取り入れたことでしたが、子どもたちにとっても英語が身近なものになってきたようで、それもプラスです。しまじろうの英語(隔月教材・DVD)かディズニー・チャンネルのどちらかを選ぶとすれば、私なら後者を選びます。日本の子どもにとって難しく感じないレベルで英語を導入することができ、かけっぱなし、流しっぱなしにしておくと子どもたちは楽しんで英語のリズムや言葉そのものに慣れていくからです。圧倒的なインプットの差という意味で、ケーブルチャンネルを英語教育に取り込むのはとてもプラスだと感じます。
BBC News (Kindle Tablet Edition)