A woman has to be a super-woman



子連れニューヨーク出張のカウントダウンです。向こう一週間はなんとか晴れ模様のようで、ホッとしました。バギー持参の旅なので、お天気にも敏感になってしまいます。NY在住者からは路面の雪は溶けていて、バギー走行可能との情報も得ています。

今回は家族で行くと言っても、現地では朝から夜更けまで、夫一人に子供達を預けて(マンハッタンに放置して)、私は仕事や会食に追われる予定です。夫にはブロークンイングリッシュが世界共通言語だ、頑張って!と言ってはっぱをかけていますが、子供二人のハンデは大きいですね。

こんなに放置するのに家族で出張する必要があったのか…とすら思えますが、普段の生活の中で、夫が育児に関与してくれている範囲が余りにも断片的なため、一週間もの間、一人で子供の世話ができるのかという不安が拭えず、家族同伴出張にしてしまいました。少なくとも朝と晩には子供達の顔を見て、三食ファーストフードでなかったか、規則正しい生活が送れたか、なにかトラブルはなかったか…など確認して安心することができるので。

とはいえ、こんな私の仕事の事情に合わせて、たくさん抱えている仕事を休んでまで付いてきてくれる夫には感謝しています。もっとも、彼のイクメン度がもっと高ければ安心して預けて単身で出張することもできましたが、世の中の平均と照らすと、こんなものかなと思います。

さて、私の場合、職場ではいろんな理由をつけてこれまで海外出張を断ってきたのですが、さすがに子供が三歳にもなると特別扱いもなくなってきて、大勢の参加者がいる大きな会議でいきなり出張の命を受けてしまいました。もちろん断わることもできましたが、職場という一つの世界の中で断わるリスクもあり、またその理由への不理解も予想できる中、なんとかキャンセルにならないかな〜などと、期待しつつ…結果的には夫の協力のもとに出産後はじめての出張を可能にすることができたのでした。

それにしても本当はこれからも引き続き育児にかけるべき時間はまだまだ必要なのです。まだ、2歳や3歳の子供を持つ人に一週間にも及ぶ出張命令を平気で出せるというのはまだまだ男性社会だなぁ、センシティビティのかけらもないなぁ、と感じます。結果的には仕事なのでなんとか実現させるにしても、事前に知らせてくれるとか、大丈夫か確認してくれるとか…伝える方法はいくらでもありますよね。

ところが先方には嫌がらせの意味など全くなく、むしろ選ばれた人に名誉な仕事を任せたよということのようなので、男性社会のプロトコルに則り、まずは二つ返事で「快諾」したのでした。小さな子供をもつと、人と同じように普通に働くということがこんなにも難しく、一週間の海外出張に簡単に出かけることすら本当に大変です。

次回、こういう仕事が舞い込んだ場合、どんな方法で乗り切れるのか、その時になってみないとわかりません。自分には信頼できる育児チームが欠けているな…と感じることしきりですが、次の手は住み込みのナニーくらいしか思いつきません…(実際、この方法で乗りきってるエグゼクティブは多いです)。その経済的な負担に耐えられるかどうかがキャリア継続の分かれ道なのだとしたら、女性の社会進出の壁は本当に厚いなぁと感じます。

と、こんなことを考えながらも、誰もやってくれない雪かきのようなちょっとした家事(床のホコリを拾い、玄関の拭き掃除、トイレットペーパーの補充、毎日の食事…)の山に体力、気力ともに奪われつつ、この「割に合わない感覚」をなんとかしたいものだ…とかれこれ四年ほど考え続けています。

こんな負荷を背負いながら、専業の奥さんのいる男性と対等になんて働けっこないなぁ…。

タイトルの、A woman has to be a super woman (女性には超人的な能力が求められる。意訳)というのはアメリカ人からよく聞く言葉です。最近なにかと頭をかすめます。

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