先日、幼稚園で「お店やさんごっこ」という学年をまたいで行われるイベントがありました。
年長児さんがお店で売る係となり、時間差をあけて、年少クラスと年中クラスの子どもたちが交換券を手にお買い物にやってきます。「きんぎょすくい」、「アクセサリー」、「おもちゃ」、「アイスクリーム」、「やきそば」、「たこやき」などなど、色んなお店に手作りの製作物が飾られていました。
保護者は写真を撮影して良いことになっていたので、午前をお休みにして見学に行ってきました。可愛らしい年少さんがもぞもぞしながらそれぞれ絵を描いた紙袋を片手にお店を訪れる姿は本当に愛らしい雰囲気でした♡
アクセサリーや大好きなスイーツのお店をゆっくりと眺めながら移動していた娘。「たこ焼き屋」の前にきたとき、あっという間に年長さんのお兄さんたち数名に囲まれていました。
その後、再びアクセサリー屋さんの前をウロウロしていたので呼び止めると、「年少は三個で、年中は四個しか変えなの。もうあと一個しか買えなくなっちゃった。。。と困り顔。一体何を買ったんだと紙袋の中を覗いてみると、何とたこ焼きとイカ焼きを衝動買いして(させられて?)いたようです(笑)。
「さすが関西の血ね~」とママ友さんたちの失笑をかいつつ・・・イベントは無事に終了し、お迎えの時間になってしまったのですが、帰り道になんと驚きの事実が判明。
「このたこ焼きとイカ焼きは自分たちで作ったの。こうやって糊をつけて、色を塗って・・・」と娘が説明するのを聞いて、年少クラスが一所懸命作った品々が欲しかったことに気づいたのでした。関西人のDNAが作用したわけではなかったようです。
それにしても製作物の数々が本当によくできていて、毎日の保育時間に少しづつ作ったのだなぁと思うと幼稚園のありがたさを感じました。一部のママ友さんの情報によると、他園の同様のイベントではとても子供だけが作ったとは思えないレベルの製作物がでてくるところもあるようですが、我が家の幼稚園はその辺りも程よい塩梅でした。