幼稚園生活に不安を感じているワーママさんへ

IMG_0737.JPG

東京では10月半ばから11月にかけて私立幼稚園の考査が行われ、ちょうど今は合否の発表や入園手続きの行われる時期ですね。去年の今頃、私たち親子も嬉しさと幼稚園生活への不安にドキドキしていたなぁ、とあっという間だった一年間を振り返っています。

フルタイムで勤務しながらの幼稚園生活には様々な挑戦があり、この一年の記事は『ワーママの幼稚園ライフ(幼稚園生活・アフター幼稚園)』にまとめてあります。

当初、不安に思っていた数々の事、例えば毎朝遅刻せずに登園できるだろうかとか、お弁当のこととかママ友とのお付き合いのことなどは、どれも全て事前に想定できていたことで、それほど大変さを感じることがありませんでした。一方で、我が家にとっての最大の難関は午後保育への抵抗(幼稚園ではなく午後の託児所への登園拒否)で、これには随分と手こずらされました。最初の数ヶ月は、午後の託児所という目論見が見事外れてしまい、元々通っていた保育園の一時保育枠に舞い戻る生活で、二重に保育料を負担することになってしまうなど、予想外のことばかりでした。

ですが、今では当時のことがウソのように、娘は毎日楽しそうに幼稚園、そして午後の託児所にも通っています。

三年保育の年少さんというのは(特に我が家のような早生まれの場合には輪をかけて)、まだまだ幼児の延長線という感じで、気に喰わないことがあれば大泣きし、母親と別れたくなければ駄々をこね、疲れたり眠くなった時には感情を爆発させたりと、本当に全てが体当たりです。それでも不思議なもので、毎日ほんの数時間づつの幼稚園での集団生活を通して心身の成長が見られ、今では登園時にグズグズと泣いている子は一人もいませんし、皆、それぞれ適応の過程を経て新環境に慣れていったようです。

来春の幼稚園入園への不安を募らせていらっしゃるワーキング・マザーの方がいらっしゃったら、ぜひともお伝えしたいことがあります。入園直後は確かに親子共に幼稚園という新生活に慣れるまで最も大変な時期ですが、一、ニヶ月もすれば子どもは劇的に変化します。時間のかかるお子さんでも、夏休み明けにはすっかりお兄さんお姉さんになって、春に大泣きしていたのがウソのようです。さらに年中、年長になれば慣れたもので、門のところで「バイバイ!」といって、自分で鞄を持って園の中に一人で入っていてしまいます。

ただ、「子どもの大泣き」といっても、我が子が狂ったように声を上げて泣いているのを見るのは本当に苦しいことです。似たようなシチュエーションはこれまでの保育園生活の中でも体験済だと思っていたところ、周りは全て専業主婦の環境で、降園時には本当の母親がお迎えにくる家庭ばかり。自分の子はシッターさんのお迎えで寂しい思いをしているのではないか、他所の子は幼稚園の後は家でゴロゴロしているのに、我が子は午後の託児所でストレスを抱えて夕方のお迎えを今か今かと待っているんじゃないだろうか・・・こんなことが頭をかすめるのがワーママの幼稚園生活です。(ちなみに上はどれも杞憂に終わりました。我が家の幼稚園では今や3分の1くらいのご家庭はシッターさんがお迎えに来ているようです。さらに幼稚園が終わったら習い事を一つ、二つはしごするのが恒例のようで、午後の時間帯を毎日ゴロゴロしている子はあまりいません。幼児教室併設の午後保育に入れているというと意外なことに羨ましがられます。)

話を戻すと、特に、自分には駆けつけなければいけない仕事がある中で、良かれと思って保育園ではなく幼稚園に入れた途端、子どもがキレるように泣くのを毎日みることになったら、途方にくれることでしょう。仕事も中途半端、子どもには泣かれ、ママなんて大嫌いと言われ、自分は一体何のために無理をして幼稚園生活を送ろうとしているのだろう・・・と、私自身、暗澹たる気持ちの中で今年の4月、5月、6月の半ばくらいまでを過ごしました。

このブログをしていると、時々、「うちも同じです」というようなご意見をワーキング・マザーをされているお母さま方から頂戴することがありました。そんな方々とのやりとりにも励まされながら、すがるような思いでネット検索をして、『三歳まで親と一緒なら子どもはキレないか』という記事を書いたところ、今でも最も読まれている記事の一つになっています。今年の夏頃までは時として感情が高ぶって大泣きすることのあった娘ですが、ある時からバッタリとキレることがなくなりました。そこには自分を取り巻く世界の秩序が半年前よりも理解できるようになった成長した子どもの姿があります。

例えば、何時なったらママがお迎えに来るという時間のことが少し理解できるようになり、金曜日まで幼稚園に通ったら週末がくるといった一週間というサイクルのあることに気づき、カレンダーに書いてある毎日の予定(ひらがなやカタカナ)を読めるようになったことで予想ができ、自分の家からどう行けば幼稚園に辿り着くという空間的なことも分かってきたことなどで、子どもの中に安心感が芽生えてきたようなのです。

母親が働きながら幼稚園生活を送るというのは本当に大変なことだと思うのですが、だからこそ手に取るように子どもの成長を感じることができ、何とも充実した人生の一時期を送れているように思います。娘いわく、「前はいっぱい泣いちゃってごめんね。ママお仕事しててカッコいいね。(自分も)大きくなったらプリン屋さんになって頑張るんだ~」などと申しております。こんなことを言うようになった我が子を見ていると、幼稚園という選択をして正解だったと思います。

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中