ワーキング・マザーの幼稚園受験準備

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東京でワーキング・マザーが子供を幼稚園に通わせようとしたときに、一体どんな準備をすれば良いのかということについて、後に続く方のために、私見ではありますが思うところについて書いておきたいと思います。

まず、我が家の経験からお話すると、娘が一歳~二歳だった頃は、①平日のうち4日を通常の保育園、②平日の1日を幼稚園受験対応型保育所(民間プレスクール)、そして③週末に一時間の幼児クラス(大手常時教室)に通っていました。

そして今、二歳半になる息子はというと、①と③をドロップし、平日のうち3日(5時間/日)を②に充てていて、その他の時間はシッタ-による保育に切り替えました。その一番の理由は、上の子の通う幼稚園で「きょうだい枠」というものがあるため、二人目はほぼ確実に入園できるという事情があるからです。受験対応型保育に通っているのも、幼稚園準備としては好ましいですが、必須ではないと考えていて、むしろ娘と同じ保育先でお迎えをしたいという理由でそこに通っています。

まず、長女の時は親の情報不足を補うためにあれこれと手を出しましたが、結果的には③だけでよかったかなと思います。大手幼児教室は値段は張りますが、進路カウンセリングや考査直前や考査中のケアをあれこれとしてくれるので、親が不慣れな第一子のケースでは特にオススメです。今から思うと、授業料の大半は受験ノウハウを教えてもらうための情報のためにお支払いしたような気がしています。

ただ、受験年度の7月あたりで実際のクラスは終了してしまい、後は夏期講習と秋の直前講習という特別プログラムになり、仮にそういった講習を受講しなくても、カウンセリングは随時してくれます(この辺り、大手教室は考査結果や受験傾向を知りたいので無料でケアしてくれることが多いようです)。ちなみに我が家がお世話になった教室では、こうした講習は平日と週末が入り混じったクラスになっていることが多かったので、単発でしか参加できませんでした。

ちなみに大手が良いのか、個人のお教室が良いのかは、後者を経験していないので何とも判断できません。社会人経験の長い組織人の私にとっては、個人教室というとことが今ひとつはっきりせず、第三者的な評価を取ることができなかったので、信用力が不明の事業者とうことしか分かりませんでした。良い所が見つかればラッキー、そうでなくても文句は言えない、ということで敢えてリスクを取りませんでした。

大手教室のリスクは先生の当たり外れがあることですが、良い点はカリキュラムや教材が全て標準化されているところです。我が家の場合は最初の方はあたりがよく、後半になると先生が入れ替わり、あまり評判が良くない新米の先生で何人もの方が受験直前の夏にごっそり退会され、別の大手教室に鞍替えしたとう事実もありました。まぁ、でもその時期にあたふたと変化を起こすのは良くないと思い、私たち親子はその新米の先生にベッタリと依存して最終的には良い結果に辿り着くことができました。先生自体は経験が浅くても、その先生は大手教室が持つ膨大な過去データにアクセスすることができますし、教室としてバックアップする体制を整えてくれました。

ちなみに、上は第一子の場合で、かつ我が家のように出身地でもなく、近隣に親戚やお受験仲間、ママ友があまりいないという情報難を想定ています。親の情報量がある程度高いような場合は、子供にとって負担の少ない方法は、ある程度時間をかけて保育の中で受験対応するやり方の方が望ましいと思います。週に一時間何かを教えたところで、まだ二歳や三歳の子供にとってはなかなか身につくのは難しく、少なくとも週に数回、数時間の時間をかけて繰り返し生活習慣の基礎や集団生活への慣れを定着させるというやり方の方が自然です。これには幼児教室に併設されているプレスクールなどが該当します。

ワーキング・マザーのお子さんの場合、それなら普段通っている保育園でいいじゃないかと思われそうですが、単に子供を保育してくれるだけの保育園と常に子供の知育と生活習慣の向上を計ってくれる幼児教室とは中身がかなり違っています(そして料金もニ、三倍は違います)。保育士さんやシッタ-さんには甘えてタメ口のような口の聞き方をするケースもよく見られるので、教育者として接することができる大人がいて、ある程度の躾を教えてくれる環境が望ましいとなると、「通常の保育園+週に一度の幼児教室」、あるいは「通常の保育園(平日3、4日)+プレスクール(平日1、2日)」というような組み合わせが無理ない範囲かもしれません。

下らないと思われるかもしれませんが、プレイマットに上がって遊ぶときは上履きを脱いで揃えることが習慣づいているか、手を洗ったら自分のポケットからハンカチを出して拭けるか、椅子に座るときには膝を揃えて手を膝の上に置けるか、などそんな生活の些細な行動で、日頃どういった環境で生活しているかが判断されてしまいます。何かが配られたら「ありがとうございます」、出かけるときは「行ってまいります」といった言葉が自然に出るかなども、つぶさにチェックされます。

もし我が家の二人目を全く別の幼稚園に入れたいと思った場合どうするかと考えると、現状のプレスクールクラスに加えて、週末の幼児教室をプラスして入りたい幼稚園の傾向と対策を準備すると思います。

ところで、上のような東京独特(だと思います)のお受験の実態、そして幼児教室で教えられる受験対応の内容を初めて知った時はかなり衝撃的で、子供が型にはめられて自由な発想が削がれてしまうのではないだろうかとかなり心配になったものです。ですが、今ではそれば杞憂だったと思っています。社会のルールや集団のクラスでのルールを知っておくことは、小さな子供にとっての質の良い教育なのだということが今では理解できます。実際に入園した幼稚園の園児を見ていると、きちんとした躾を受けてきていることを感じることが多々あり、それは型にはめられたということではなくて、子供らしい中にも規律が感じられるということのようです。

マットの上に上がるときに靴を脱いで揃えることは、よそのお家におじゃました時に「そうだ、靴をそろえなくちゃ」という発想につながり、ハンカチで手を拭くことは自分のことは自分でするということにつながり、お世話になった人にお礼や挨拶をキチンとできるというのは社会生活を送る上での基本的なルールです。まだ二歳や三歳の子供がそれをできないからといって考査からふるい落とすということには心理的な抵抗を感じまが、学ぶべきことを示して、それをやってみようという挑戦を与えることは大切なことのように感じます。

(*本ブログは、保育園を否定するものでないことをお断りしておきます。ワーキング・マザーが子供を幼稚園に入れるには、時間的・経済的にとても大変なことであり、さらに午後の保育先や送迎の手配ができないという環境的な事情から保育園を選ばれる保護者の方々が多くいらっしゃると思います。知人・友人の中にも社会的に成功を収められている多くのパワキャリカップルののお子さんが小学校に進学されるまで保育園で過ごされています。我が家は縁あって幼稚園という道を選びましたが、やはりワーママならではの大変さもあり、同じ道を進まれる方々に参考になればという趣旨で情報発信しています。)

 

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