今になってわかった「登園拒否の理由」

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楽しかった夏休みも終わり、もうすぐ幼稚園が始まります。

このブログを長らく読んで下さっている方はご存知かと思いますが、この春にスタートした幼稚園ワーママ生活での一番の鬼門は娘の午後保育への登園でした。

遡ること五ヶ月前の当時、一体、午後保育の何が気に食わないのかと本人に何度聞いても、ただ行きたくないと泣きわめくばかりでした。時折、「すぐ終わらないから」、「体操服がイヤ」、「先生がこわい」などいくつかの理由を言うこともありましたが、他のお子さんは泣かずに通っているし、理由もコロコロと変わるので判断がつきませんでした。

ひどい時には前日の夜から、そうでない時もその日の朝から、グスングスンと泣き出すことが続き、さすがに可哀想になったのでした。一体、何がそんなに嫌なのだろう…理由さえ分かれば打つてもあるというのに…と解明できないまま。それならばいっそのこと、午後は全て保育園に切り替えようかと思うと、「保育園は小さい子達がいてお昼寝するからイヤ」とか「明日はちゃんと頑張れるから」などと言うこともあったりして、こちらは戸惑うばかりでした。

その登園拒否の理由が今になって分かったような気がします。その時の娘の気持ちを代弁すると、こんな感じだっただろうと思います。

「幼稚園は楽しいところだけど、先生もお友達も新しくて、なんだかとても疲れるの。だから幼稚園から帰ったら、まずはお家で少し休みたい。午後保育は嫌いじゃないけど、いろんな活動があって、眠たかったりしてやりたくない時がある。ママは夕方まで来てくれないし、ずっと待つのが本当に嫌。幼稚園が終わってママがお迎えに来てくれて、最初は嬉しいんだけど、託児所が近づくにつれて、あぁ、また長い時間眠いのを我慢しないといけないと思うと行きたくないと思って泣いてしまう」。

短く言うと、「眠すぎて、夕方まで待つのが辛い」というのが午後保育の登園拒否理由だったようです。

なぜこのことに気づいたかというと、今年1月からの保育日誌を読み返していて、幼稚園が始まる三ヶ月前から午後保育での慣らし保育をスタートさせた当時、思いの外スムーズに慣れていったことを思い出したからでした。そして、夏休みに入ってシッターさんが週に何度かきてくれるようになって、日中に(もう必要ないと思っていた)午睡をまだまだすることから、夜の睡眠時間だけでは足りていないことも分かってきました。そして、最近ではカレンダーの読み方が分かるようになり、「明日は託児所の日?」などと聞いてくるようになり、「明日は頑張るね。早くお迎えに来てね」などと言うようになりましたが、前の日に十分な睡眠時間がとれない時には「ママ、やっぱり今日は頑張れないかもしれない」とポツリと言って、涙するということがありました。

直前まで頑張ると行っておきながら、入室前に涙してしまう・・・そんな姿が可愛そうになって、頑張ろうという本人の意思とは裏腹に、体力がまだまだ追いつかないという事実にようやく気が付いたのでした。

今から考えてみると、この4月からの数ヶ月間というのは、幼稚園に通い始めた娘と、保育園でお昼寝をしてくる弟の睡眠のタイミングがずれ始めた時期。最初は7時頃には眠ることもあった娘も、次第に弟に引っ張られるように夜更かしすることがあって、かといって日中に午睡ができる環境にいるわけでもなく、恐らく慢性的な睡眠不足に陥っていたのだと思います。午後保育からの帰り道、時々、電池が切れたように眠ることがあったので、「ギリギリまで我慢していたんだなぁ」と可哀想になりながらも、こんな風に寝ることで睡眠のバランスがとれているかのような錯覚に私自身も陥っていました。

最近、同じ幼稚園に通うママ友さんたちとお茶していてあらためて気づいたことがあります。それは、日中にいかに子どもを疲れさせるか、エネルギーを発散させるかを中心に考えて習い事などの予定を組んで、早寝早起きになるよう試行錯誤しているという事実です。フルタイムマザーの人たちが手をかけ、時間をかけ、維持しようとしている子どもの早寝早起きという生活習慣。昼間は人に預けておいて、「夜は良い子で早寝してね」と子どもたちに期待するのは何とも甘い考えだったと反省しました。

実はこのことにうっすら気づいていた7月頃から固定シッタ-さんにきてもらうようになりました。夏休みの間は午前中は保育園で過ごし、お昼寝タイムが始まる直前にシッタ-さんに子どもたちをお迎えに言ってもらい、午後は自宅で過ごす日を増やすことで、午睡時間を短くして夜の睡眠時間を長くとる計画だったのです。ところが、「今日は二時間午睡されました」とか、「二時間半たっても起きて来られないので起こしました」などというメモが残るようになり、唖然・・・。やはり人任せにしていては根本的な解決にはつながりませんでした。

やはり鍵となるのは毎晩の入眠時間ということで、早寝早起きをまずは徹底することにしてみました。

夜9時には布団に入れる、それを実現するために8時にはお風呂、7時までに夕食を終える、という逆算で動くことを最優先事項にしました。これまでは夕食の片付けもそこそこに残った仕事を片付けることを優先したりして、ドミノ倒しに明日の準備や食事の仕込みが真夜中近くになることもしょっちゅう・・・・。そして、そんな私に付き合って、夜の10時、11時に子どもたちがウロウロすることも多かったのですが、これがそもそもの登園拒否の遠因であった睡眠不足、生活習慣の不徹底につながっていたのです。

夜の睡眠時間が連続して10時間以上取れるようになると、三歳半の娘は午睡がなくても機嫌よく一日を過ごせることが分かってきました。こんなことは専業ママさんなら当然のこととして把握されていることなのかもしれませんが、保育園マザーの場合、二時間から三時間の午睡をとってくるので、夜の睡眠は意外と大人並みでも平気だったりします。一日の睡眠時間を合計ベースでみるとバランスがとれていれば大丈夫だと言われていて、小学校まで保育園の子どもはずっとお昼寝をとるという睡眠パターンのようです。

我が家のように、三歳までは保育園でガッツリお昼寝をしていたのに、ある日いきなり幼稚園生活に切り替わって午後保育では午睡がなってしまうというのは、かなり大きな生活習慣上の変化に違いありません。この点、日中にお家で過ごせる子どもたちな好きなペースでお昼寝できそうですが、ワーキングマザーの子どもたちはそんなわけにはいきませんよね。午後の時間帯をずっと起きていなければならず、しかも、家に帰ってから直ぐに寝るかというと、今度は待ちに待った「おうち時間」ということで、子どもたちは俄に興奮気味に遊びだし(眠いなら寝てくれれば良いのにね)、親の方もその日の片付けから明日の準備、そして仕事の残りに手を出すと就寝時間はどんどん遅くズレ込んでいきます・・・。

さて、上の話に戻ると、娘は何でもよく理解する子なだけに、今日はどこへ行く日、今歩いている道はどこへ続く道、いま預けられると次のお迎えはいつになるか、というようなことが春の時点で全て分かっていたように思われます。だから、幼稚園にお迎えに行くと、次に連れて行かれる先が分かり、いきなり不機嫌になったり、ママが嫌いだという発言が飛び出したのだと思います。我が子ながら、頭が良いなぁ、と驚かされることの多い子ですが、もうちょっと幼児らしく騙されてくれたら楽なのになぁ、とため息がでることも多いです。

私がいくら考えても登園拒否の理由が分からなかったのは、眠くない時間帯に娘と話すと、「託児所は楽しい」、「明日は頑張る」というのに、実際に送迎の段になるとワーワーと泣き出すというその態度の落差が腑に落ちなかったからでした。いつも夕方にお迎えに行くとニコニコで出てくるし(実は眠い瞬間を通り越してハイテンションだった)、きっと午後保育で何か気に喰わないことがあるに違いないと思っていました。まさかの睡眠不足が理由だったとは・・・。いつも娘には「眠くなったら先生にお昼寝させてもらってね」と言っていたのですが、実際には難しかったに違いありません。

上の話がどなたかの参考になるかどうかは分かりませんが、幼稚園降園後の午後保育を嫌がることがあったら、もしかしたら睡眠時間を見直すことで解決の緒が見つかるかもしれませんよ。


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今になってわかった「登園拒否の理由」」への3件のフィードバック

  1. いつも楽しんで拝読してます。保育園のお昼寝についてちょっと気になったのでコメントしました。お昼寝の時間は確かに二時間~三時間もうけられてますが、夜寝るリズムがついていると子供は寝ないと思います。寝たとしてもどんどん時間短くなってくると思います。私は年中以降はほとんど寝ず夜9時には寝てたそうです。でももう幼稚園に楽しく通われているなら関係ないですかね(^_^;)

    • コメントありがとうございます。
      幼稚園に行く年齢になると早寝早起きのリズムがとても重要、だから保育園のお昼寝時間は徐々に不要になるというのがまさに私の主張なのです。保育園で小さい子が寝ている数時間の間、大きな子供が暗がりで起きているのを何度も見ては、これは違うなと思ったので我が家では保育園を退園しました。日中の活動的な時間帯に知育、体力向上のプログラムが組まれていないことも二歳半以降は物足りなくなってきたので、今では幼児教室併設型の託児を利用しています。この点、上の子は早生まれだったたので年少の前半は少し辛かったようですが、変化に耐える時期だったようです。一口に年少といっても四月生まれと三月生まれにはほぼ一年近い差があるので、月齢が
      低ければ低いほど、違う生き物と思えるほど差がありますね。この辺り、保育園でも子供たちの月齢に応じた最適な保育や睡眠パターン の配慮を心がけてくださると良いのですが、教育機関でないのでなかなか応じてもらえません。悩ましいところです。

      • 保育園は認可と認証とでかなり違いがありますよね。年齢に応じた保育はたぶんほとんどの保育園は行っていると思います(少なくとも私が見学した範囲ですが)。私の頃(30年以上前・・・)ですら保育園(公立の認可園)は預かるだけではなく、大きな園庭や各種の催し物・デイリープログラムが組まれてました。ただ認証はここまで行うのは難しいと思います。昼寝の時間も静かに過ごす時間としてお昼寝を強要しない園も今は結構あります(私の時はお布団に必ず入らなければならなかったのでここに一番の変化を感じました(笑))。でももう幼稚園生活軌道にのったんですよね?(ブログをつまみ読みしており幼稚園でWMは大変かなと思ってました)息子さんも御嬢さんと同じように楽しく過ごせればよいですね。

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