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保育園っていいところ、但し良い保育園を選べばという条件付きで

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先日、書評ブログでご紹介した『ハウスワイフ2.0』という本があるのですが、アメリカでは高い教育を受けた女性たちが輝かしいキャリアを手放して専業主婦になるという風潮について書かれたものでした。

仕事も家庭も両立させようと必死で働き続けた母親世代の生き方を冷静に見つめる今の子育て世代の女性たちが、家庭も子育ても全て手作りしていくホームメイキングという古典的な女性の仕事に新しい価値を見出しつつあると言われています。

但し、その背景には景気低迷による失業率の高さだとか、アメリカ社会で産休・育休制度が不整備だという厳しい現実があるようです。また、SNSやブログを通してこれまで孤独だった主婦がネットワーキングできるようになったり、スーパーブロガーが自宅にいながら有名ブログをとおして高額の収入を手にできるというような働き方の変化もあるようです。

でも、経済的自由と時間的な自由をどちらも存分に手に出来る人はごく一部で、しかもそれを安定的に継続できる人は更に限られるのですね。つまり、多くの人にとっては、経済的な自立を手放すと後で手痛いしっぺ返しがくるかもしれないということが指摘されています。

なかなか面白い読み物だったので、ご興味のある方はぜひご一読ください。

少し話がずれましたが、アメリカ人女性が今更ながら「手作り」にこだわる理由として、政府への不信、食の安全への不安、保育園などのサービスへの評価の低さがあるようです。中でも、保育園を良い所だと思わない理由が性的虐待のリスク…というので驚きました。

日本でも保育園絡みの訴訟など、耳にすることはありますが、その多くが過失による事故だという印象です。もちろん、公の事件にならないこともあるのでしょうが、日本の保育現場はまだまだ女性保育士さんが中心なので、男性保育士さんにとっては機会均等に欠けるという不備がありながらも、性的虐待というリスクから子供たちを遠ざけることができているのかもしれません。

我が家はこれまで二人の子供が民間の会社が運営する保育所にお世話になってきましたが、保育上の不安や不満といったものはこれまでほとんどありませんでした。むしろ、保育のプロからアドバイスを頂いたり、親でも気付かなかった小さな傷や発疹、成長段階のサインなど、沢山なことを教えて頂けています。

あえて挙げてみると、母乳の搾乳を預かってもらえないことや、ミルクの調乳が水道水であること、お水の持ち込みは出来ないことでした(ちなみにこれらが全て許容される保育園もあります)。でも、子供達が一歳未満の時は日に何度か授乳に訪れて良かったのでその時期を越えれば特に不満もなく、子供達も保育士さんに懐いていて、これまで本当によい保育環環境にめぐまれてきました。

先日、弟をお迎えに行くと、机いっぱいに広げられた紙の上にお絵描きをしていて、それは楽しそうにしていました。

仕事を持ちながら、こんな環境で子育へのサポートも得ている状態というのは、とても贅沢なことなのだなぁ、と感じます。

保育園に子どもを預けるということにはリスクも付きまといます。中には人手不足のひどい環境の保育園もあると聞きます。これまで良かった保育環境も、人が入れ替わったりマネージメントが変わっただけで、一気に人が辞めたり、ギスギスしたりするようなこともあるようです。

預け先については、子どもの様子をよ~く観察して選びたいものです。

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