今年の夏あたりから、会社の部下を一人ずつランチに誘って、普段はなかなか時間の取れない「お付き合い」の時間を取るようにしています。ランチなのでアルコールは摂れませんが、それでも食事しながらだと何かと会話が弾みます。
そんな中、ワーキングマザーの方がいるので、ママトークができると楽しみにしていました。その方のお子さんも小さいのですが、認証保育園から認可保育園に移ったところ、思ったほど知育活動がなく、広めの園庭で遊ばせてもらえるわけでもなく、今はひたすら、現場のままで良いのだろうかとひたすら不安を語られていました。
現実にはワーキングマザーにとって、子供の発達や教育のことは気になりながらも、普段は保育園に頼りきりになっているという方も多いと思います。
かくいう我が家も、三歳に近づく娘にとってそろそろお昼寝は必要なくなるのに、毎日保育園でガッツリお昼寝してくるおかげで、夜に寝てくれないという悩みがあったことは以前から何度も書いているとおりです。
最近は涼しくなって外遊びをしてくるので、そんな悩みも消えてしまったところですが、やはり保育園では家庭ほどにはこまめに子供ごとの発達段階に合わせた保育はしてくれないので、親の方で対策を練って行くしかないですね。
と、生活習慣ではあまり誇らしいことは言えないのですが、知育や情緒の発達の確認をするために、子供が一歳を超えたあたりから、週末に一時間の幼児教室通いを行ったのがこれまでを振り返ってみて、とてもよかったと思えます。
特に、「専業主婦のお子さんたちの中に入った時に、何か大きな違和感がないか、母親として特に何かが足りていないと感じるものはないか」という部分でのペースメーカーとして有益でした。
もし自分が仕事をしていることで、保育園での生活が子供にストレスを与えていたり、マイナスの影響が出ているようなら何らかのサインが出るだろうという考えがあり、週末に幼児教室に通っていたのですが、これまでにある程度、個人的に分かったと思えることは下の三点です。
1. 保育園にいることで、確かに子供が我慢している部分や、淋しい思いをしていることはあり、一定の負荷がかかっている様子はあるけれど、精神的にたくましく成長しているし、何より言語的な発達がとても早い(保育園の環境にはメリット、デメリットの両方がある)
2. 上のデメリットのサインは早めにキャッチすることで、共働き家庭であっても、家にいる時間を利用して一緒にいる時間の質を高めることで改善できる(子供の情緒の安定は共働き家庭でも解決策を講じれる)
3. 専業主婦だろうとワーママだろうと、一歳半くらいから二歳半くらいの期間というのはとても特殊な時期で、子供がいきなり反抗的になったり、切れやすくなることがあって、これは保育環境のせいだと言い切れない(発達段階での現象です、と幼児教育者も言っている)
と、こんなところです。
私自身、年子の妹が生まれた直後にいきなり吃り始めたらしく、母親が専業主婦だったから良かったようなものの、ワーママの自分の子供が吃ったとしたら、どんなにか周りから責められたことかと思います。
保育環境と子供がだすサインの関連づけは慎重に行わないといけませんね。
さて、この度、幼稚園受験を決行したことで、考査や面接で、子供がこれまでの三年間をどうやって過ごしてきたのかが第三者によってどう評価されるのか、という体験をしている最中です。
誰しも幼稚園に行くべきとは思いませんし、お勧めするわけでもありませんが、幼稚園受験という経験をしなければ思いを馳せることもなかったようなことにいくつも遭遇しました。
コメントを投稿するにはログインが必要です。