鳩居堂の便箋

ミュージシャンの卵はデモテープを持ち歩くそうですが、お受験ママは「鳩居堂の便箋」に書いた身上書を持ち歩きます。

と書くと何やら大げさですが、来年以降、都内の私立幼稚園を受験される方にとって、もしかしたら参考になるかもしれないので忘れる前に書いておきます。

幼稚園によって、受け付けたがる園と煙たがる園があるようですが、事前のリサーチで前者の園に行く機会があるとき(バザーや運動会、その他イベントなど)に、バッグの中に身上書と子供のスナップ写真の入った封筒を入れておくと、園長先生に遭遇する機会があれば名刺代わりに渡しておき、自分なりの足跡を付けることができるでしょう。

私の経験だと、こういうことはママ友情報から得られるものが大半で、意外と幼児教室の先生は何も教えてくれませんでした。

体験的には、お手紙や身上書がウェルカムだという園は確かに手応えがあり(園長先生が喜んでくれた)、どういうカラーか不明な園が相手の時に渡したこともありますが、受けての印象は不明でした(園長先生がポーカーフェイス)。

実際の考査への影響度はブラックボックスですが、誰しも「貴園が第一志望です!」と願書にしたためてラブコールを贈る中で、その幼稚園に興味があり、本当に参加したという熱意を示す努力ということで、プラスなんじゃないかとは思います(但し、ほとんどの園が考査前後に物品を贈ることは禁止しています。

ここはあくまで身の上を簡単にまとめた自己紹介にとどめたお話です。

さて、鳩居堂(きゅうきょどう)というのは中央区銀座4丁目にある文老舗房具屋さんなのですが、何人もの知り合いから「身上書を書くなら鳩居堂の便箋で!」と言われたものの、関東生活の歴史が仕事ばかりの十数年の私にはピンと来なくて、今回は流されるままにその風習に則ることにしました。

普通の白の便箋とどう違うの?と興味もあって買ってみたところ、半透明のような透ける紙質で、ペン滑りがとても良く、かと言ってインクが滲むこともないというハイクオリティーな無地和紙です。

確かに、あまりこんな便箋は見たことがないかもしれません。

と、普通はあまり考査前、結果前に頑張っている姿を赤裸々に語らないものなのかもしれないのですが(なぜなら落ちた時に格好悪いから)、我が家の場合は、できることは事前準備を含めて全部やって、それでもダメなときは、そういうご縁だと思うことにしています(笑)。

なんといっても義務教育ですらない幼稚園の考査なので。

そうはいいつつも、結局のところ、夏の間に三度は書きなおして準備したいくつもの園の願書は、先月に入ってから半分ほどは実際の出願に至りましたが(残りは今月中旬にかけて出願の予定)、「(内容的には)これで完璧!」と思った仕上がりのものも、翌日になるとどこか字の表記やスペースが気に食わなかったりして、結局各園3通づつ入手した願書をほぼ同じ内容で二、三度書きなおすことになりました。

夫には呆れられる始末でしたが、これは私の「趣味」ということで、好きなだけこだわらせて頂いています。

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