崖っぷち・・が故に並ぶ

幼稚園受験の当事者となってみて初めて分かったことがあります。

それはなぜ「幼稚園の受験ごときで早朝から出願の列に並ぶのか」ということの理由です。

三年保育の幼稚園受験がヒートアップしている港区の場合、その秘密は考査日程がものすごく近いという事情があります。

幼稚園側にしてみれば、第一希望の志願者に来て欲しいので、このようなスケジュールにしているのかもしれませんが、受検する側からすると、どんなに準備して臨んでも仮に全ての園の考査が同日の午前中という風に重なってしまい、受けた園にご縁がないと、それこそ全滅の可能性が出てくるのでとても困った状況です。

今年のカレンダーではご近所園の考査日は10月31日(木)、11月1日(金)、2日(土)に集中していて、ほとんどの園が午前中、かかっても午後の早い時間で考査を終わらせるため、一日に受けられる園は多くても二園、時間がかぶれば一園です。

そして多くの園は11月1日、2日だけだったり、11月1日の一日だけだけだったり、31日、1日だけど初日は縁故者だけの考査だと分かっていたりということから、なにせ中日の1日が激戦区となります。

そんなわけで、貴重な31日の考査枠を狙おうとすると、出願順で考査が行われることが分かっている園では願書提出の解禁日の早朝から並ぶという奇行が見られるようになるわけなのですねぇ。
ちなみに情報量が売りの大手幼児教室では、年度のデータがぎっしりと詰まったデータブックがあり、担当の先生に根掘り葉掘り聞き出すと、午前4時に行った保護者の報告によると既に10番代だったとか朝8児に行くと既に60番代だったとか、70番手前くらいが考査日の初日と2日目を分けるボーダーだったなどという情報を事細かに持っています。

中のケースでは、別の園で既に出願が終ったところがあるのですが出願日の初日の朝に会議が入ってしまったので正午前にダッシュで願書を持って行くと既に176番という数字だったのですが、もはや驚かないというか、こんなものかな、という感じです。

実際のところは、各園から考査日時の指定が届いてから優先度の高い園の考査を受けるしかなくて、例え5園や6園も出願したとしても、考査日程の丸かぶりが続出して最終的には一つ、二つ受けれたらラッキーということで、もしご縁がなければ来年二保を目指すという事になりそうです。

それにしても都内の(というか港区だけ?)の幼稚園のお受験熱のヒートアップぶりはものすごいです。

いや、幼稚園ビジネスの盛況ぶりが伺えます。

一部1000円する願書も、志願者ごとに二部、三部と売れるので、募集枠50人くらいのところに500人が出願し、それぞれが二部づつ買ったとしたら、売上は100万円。

願書配布の窓口制限(日にち指定、時間指定あり)のため、願書配布にかかる人件費もほとんどかからず、願書の原価なんて100円にも満たないでしょうから粗利率は90%を超えていそうです。

面接や考査のための人件費などのコストはかかりますが、考査料は別途5000円から250000円くらいとられるので、志願者が500人だとすると、考査料売上は250万円から1200万円超。

しかも、考査日が密接しているせいで、出願だけして辞退する志願者も多いと思われるので、その分は丸儲けですよね。。と、ついつい金勘定をしてしまいました。

地方では都心部よりも少子化が進んで、幼稚園の定員割れが起こり、園側と保護者の力関係が逆転してきたという話も耳にします。

なかなか面白い現象だと思うので、港区の幼稚園事情を今後もウォッチしていきたいと思います。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中