残暑の厳しいなか、蝉の鳴き声がいつの間にか鈴虫の声に変わってきました。
気がつけばもう秋の入り口ということで、我が家では幼稚園選びのシーズンに突入~。
志望園も大方決まってきたところで夏の間に願書の作成と家族写真の撮影も終えてまずは一息ですが、そろそろお盆休み以降止まっていたエンジンをかけなくてはなりません。
港区にあるご近所園では、9月中はぼちぼちと秋の説明会などを行う園があり、10月からは徐々に願書の提出が始まります。
そんな中、我が家では先に決めておかなければならないのがエスカレータ式に上まで行ける附属幼稚園を受けるか受けないのかということでした。
附属幼稚園によっては、受験日が遅いところもあるようですが、早めのスケジュールを組んでいる園もあります。
私の趣味で「ここ良さそうだし、娘にぴったり」と思っていた某附属園。
そこはもう願書もでているという受験日程の前倒しグループです。
夏の間に園別模擬試験(まだ二歳児を対象にこんなのもあるのですよ)を受けたところ、娘は大健闘してくれてA判定、但し「ご両親はもっと面接の練習を!」というコメント付きの結果でした。
と、不思議なもので、「もしかしたら入れるかもしれない」と思えた瞬間から、私の方が何やらマリッジブルーになってしまい、「親の一存で選んでしまって本当にいいのかなぁ~」という一抹の迷いがでてきてしまいました。
試しにその幼稚園の体験保育にも行ってみたところ、園児の子供達はとても良い雰囲気で、インフラも魅力的で親としては前のめりになってしまいました。
ところが、知育活動に比重のおかれた保育を体験した後で、娘は「もっと楽しいのがいいなぁ~」と一言。そこでまたまた、悩んでしまいました。
どうせ受けても入れるかは分からないし、それなら結果を見てから決めようという方法もあるかもしれません。
でも、附属園は園別の対策も大変だということに加えて、いざ合格が決まると即、何十万円かの入学金をほぼ即日に振り込んで枠を抑えないといけません。
しかも、その時点で他の園の発表待ちだとか、受験日すらきていないということもあります。
もし手元に残せば家族でディズニーランドに一泊二日で遊びに行ってもお釣りがきそうな入学金のことは良いとしても、あれよあれよという間にことが運んでしまうのもなんだかなぁ、という気がしてきました。
そこで夫に幼稚園の説明会についてきてもらい、あらためて「どう?どう思う?」と感想を求めてみることにしました。
元々、幼稚園よりは保育園派、小学校も私立よりも公立派の夫に意見を求めた時点で、私の心のどこかで反対意見を求めていたのかもしれません。
良く話し合ってみた結果、「まだ幼稚園なんだし、ご近所園でいっか」という結論になりました。
より不確実かもしれないけれど、より選択肢の広がりがある方を残してみようということで合意しました。
…そうはいっても、このご近所園というのが港区の三年保育の場合はなかなか激戦なのですけれどもね。
子供が二人いる我が家の場合、姉が頑張ってくれると弟はきょうだい枠という恩恵を受けられるので、頑張りたいと思いま~す。
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