Sickness / 病気のこと

病衣保育サービスの紹介

昨日から息子が熱をだしたので今日は仕事をオフにしました。なにせ子供は病気になると「抱っこ~、抱っこ~」となります。どこかが痛かったり苦しかったり、今までに経験したことのないしんどさなど、言葉で訴えることができない分、その不快さや不安を親に受け止めて欲しがるのですね。

少々の風邪の症状や微熱のときはまり気にせず、保育園に連れて行きますが、病状が重い時には「今こそ母親の出番!」だと思って、選べる時は迷わず仕事の方を休むことにしています。

・・・といいつつ、子供が病気の時に仕事を休めるという環境にいことがどんなに恵まれたことなのかに最近気づきました。

もちろん例外なく仕事を休めるかというと難しいこともあり、実際にはどうしても「休めない日」というものが存在するのですが、そんな時には病児保育を・・と思って業者をあたってみると、思わぬ現実を知ることになったのです。

まず、最近の保育園やその他託児施設ではちょっとでも感染症の疑いがあると預かってくれないという事情があります(これは知っていました)。

それなら、せめてシッターさんに自宅で見てもらおうと思っても、シッターの派遣会社ですら子供の熱が37.5度を超えると、門前払いです(これも知っていました。)。

もし子供に何かがあったら責任問題に発展してしまうという、業者側のリーガルリスク管理が濃厚になったためです。

ちなみに、うちは下の子が保育園に通い始めた時に万一のバックアップとしてシッター会社にも登録しましたが、申し込みの時に病児保育はしないという旨の規約を申し渡されました。

あまりにも杓子定規だったので、だんだんと腹が立ってきて、安全パイだけ搾取しようとするんじゃないよと腹が立ってきました。

色々と質問しましたが、後日に「全て規約どおりとさせて頂きます」という返事が帰ってきた次第です。

病児保育事業に一歩踏み入れるというようなことはなかなか社会的な道義心なくして決断できるものではないようですね。

子供の病気は突発的で予測不可能ですから、ビジネスとして安定的に運営できないという事情がまずあり、採算をとろうとすると、どうしても報酬設定レベルが高額になると、今度は利用者側への制限が出てきてしまいます。

うちの場合、近所にあてになる親戚もいないし、どうしてものときは仕方ないか、と思い登録を検討していると、「結局は高額所得者しか使えないじゃないか」という批判をネット上で多く目にするようになりました。

この辺りが今回初めて知ることになった問題点なのですが、上のような事情を背景に、働くお母さんが頼りにできる病児保育サービスが圧倒的に不足していることに加えて、その恩恵に預かることができない世帯が多く存在するということなのですね。

共働きの子育て世帯が最も窮地に立たされるのが子供の病気であり、どうしても仕事を休めないという事情を抱えるのは、圧倒的に非正規雇用の方が多く、ひとり親世帯には援助の手を差し伸べてくれる人がおらず、失業や貧困という問題から子供に十分な教育を施せないという、世代連鎖に発展してしまうということを考えるにつけ、侮るなかれ病児保育という気がしてきました。

ちなみに都内では下記のNPO団体による病児保育サービスがあります。

NPO法人フローレンス

当日朝8時までの依頼には100%の対応を保障してくれて、感染症でもOK、病院の受診までしてもらえるという本来なら身内ですら頼みづらいことを依頼できるようです。

感心したのは「ひとり親家庭支援」というプログラムが組まれていて、月々の拠出金ごと(1050円~8400円)に「サポート隊員」というメンバーがいて、それぞれ複数のメンバーでひとり親の世帯を経済的にサポートしようという取り組みです。

支援者の多くは、かつてお世話になったという方々、特に、医療関係者の方が多いようでした。

関西にも似たような取り組みをするNPOを見つけました。

NPO法人ノーベル

こちらでは「ひとりおかんっ子応援プロジェクト」という似たような取り組みをされています。

一世帯について月8000円程度かかる運営費を寄付金で賄おうというこのようなプロジェクトは、日本各地のNPOに広がっているのかもしれませんね。

本当に理想的なのは、子供が病気なときはお母さんを家に返してあげることかと思いますが、それができない時には、全ての働くお母さんが病児保育のサービスの恩恵に預かれる状態に持っていくことが急務です。

遠方にいる方、時間のない方は金銭的な援助もできますし、レスキュー隊員として病気の子供を預かるマンパワーとして貢献することもできます。

病児保育の資格「認定病児保育スペシャリスト 」というものもあるようですから、自分磨きも兼ねてトライしてみるというのも、悪くないかもしれません。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中