最近OECD加盟国のサーベイを見る機会があったのですが、その中で子供が一人以上いる女性が就労している割合という国別データがありました。
日本では第一子の出産を機に離職する率がとても高いと言われていますが、それでは海外ではどうなんだろうというと、下のような数字になっています。
<三歳以下の子供を持つ女性の就業率>
- Australia 80.1%
- Portugal 75.3%
- Netherlands 74.2%
- Belgium 70.4%
- Luxembourg 70.6%
- Denmark 71.4%
- (Omitted)
- USA 56.6%
残念ながらこのサーベイには日本は参加していないのですが、就業率の高そうなアメリカをはるかに引き離して、ヨーロッパの各国では軒並み10人中7人から8人の女性が乳幼児を育てながらフツーに仕事をしているということなのですね。
日本でも共働き家庭が増えていますが、そうはいっても子供が幼い間は三歳児神話や三つ子の魂というような古風な精神論が幅を利かせていて、なにかというと母親を育児に縛り付けようとする風潮があり、これは本当にどうにか薄まって欲しい傾向だなぁ、と思います。
幼い子供のことを大切に考えるのはもちろんですが、輝かしい将来の子供の半分である女の子にも男の子と同様の輝かしい将来があるわけで、自分の娘には息子と同じくらい自由に羽ばたいて貰いたいなぁ、と思っています。
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