園によってバザーに入れる力加減が大分と違うので見ていると大変参考になります。
今回伺った園は子供たちが遊ぶためのエリアと飲食コーナー、そして贈答品や古着などの販売コーナーに分かれていて、保護者の負担がそれほど多いようには見えませんでした。
程良い感じで、親の手芸コーナーなどというものもなく、ワーキングマザーでもなんとかなりそうな雰囲気でした。
こういう何気ない暖かさのある幼稚園はホッとします。
父兄の方の雰囲気も、気取らない感じで親近感が湧きました。
なんだか、自分が幼稚園児だったころ、このバザーというものがとても楽しかったことを思い出しました。
他にも、おいも掘りにクリスマス会、お泊まり会など、やっぱり幼稚園には保育園にはない魅力がたくさんありますよね。
保育園が最大に親の便宜を図った保育施設であるとするならば、幼稚園は最大に子供にとっての理想を優先する教育施設です。
この点、やはりワ―ママにとって幼稚園のハードルは高いです。
金銭的に、精神的にも。
こちらの園は、ワーキングマザー率は低そうな空気を感じたので実際に朝の登園時にスーツを着て子供といっしょに歩くと浮いてしまうかも、と感じました。
それと、帰りに近所の大きな公園に立ち寄ったところ、バザー帰りの親子がちらほら見られたので、普段の幼稚園帰りの光景もこんな感じかしら?と思うと、うちだけ幼児教室の先生がお迎えに来て一緒に公園に寄り道できないのは子供にとって可哀そうな気もしました。
ワ―ママ率については、親の自分が何とかすればいいだけの問題なら大して気にもならないのですが、子供にとって明らかにマイナスになりそうなことはできるかぎり避けたいと思っています。
幼稚園と言う場所が、まだまだ専業主婦のお母様の多い環境だということを考えると、良かれと思って子供を通わせたはずが親の自己満足だった・・・ということになるリスクもあるわけですよね。
この点、スーツ族の多いお受験園の方が自分にとっては楽かもしれないな、と思ったりもします。
ワーキングマザー率が低い園でも、シッターや幼児教室のお迎えが珍しくなかったり、車寄せにつけてピックアップできるような園だとママ友同士の接点が多くなくてストレスが低いと聞きます。
でも、一方でお受験園は預り保育など働く親の便宜を考えた制度は少ないようです。
私立でもご近所園のようなところの方が預り保育や課外活動があったりするので(しかも価格がとてもリーズナブル!)、今後も調査を続けてみたいと思います。
ちなみに、私があちこち飛び回って幼稚園視察を続けている最大の理由は一旦幼稚園に子供を通わせるとなると、その後の保育時間も含めて、日中の子供のケアを人任せにせざるを得ないというフルタイムで働くワーキングマザーという事情があるからに他なりません。
幼稚園の毎日の送り迎えがご自分でできるお母様だと子供の様子を観察したり、足りない何かを家庭で補ったりということがすぐにできると思いますが、そこは自分にはなかなか難しいということは今から分かっているからです。
実際には通ってからしか発見できないことも多いかと思いますが、それでも、在園生の保護者の方にお話を伺うだけで各園の特殊事情が驚くほど鮮明に把握できます。
子育てについても、人任せにするところは大胆に任せてしまう私ですが、自分の足で情報を稼ぎ、納得に納得を重ねた上でしか前には進みません。
結局、今、時間をかけて調べたり考えたりしていることで手にしたいのは「納得感」なのかもしれません。
ですから、いろいろと調べた上で、もう一年保育園で過ごすことにしたり、あるいは区立幼稚園もなかなか充実しているのでこちらにした、というような判断をする可能性だってあります。
やはり小学校にあがるまでは保育園に通う、となるかもしれません。
さて、娘にとってははじめて訪れた幼稚園ということで本人は大喜びでした。
輪投やヨーヨー釣りなどの遊びができて景品を頂いてテンション高めです。幼稚園というところが楽しいものだというインプットができたかな?と思います。
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