先日初登場したテレビ番組で瞬間最高視聴率をおさえた夫は、来月から控えるレギュラー番組の収録予定に向けて張り切っております。
準備や打ち合わせで家を明けたり、何やら部屋にこもって勉強することがこれまで以上に増えたようです。
と、こんな風に願ってもいないビッグチャンスは家族にとってこれ以上にないグッドニュースなのですがそうはいっても正直なところ、家事・育児負担のシワ寄せがこっちにくるのは勘弁~!と危機感がマックスになる気の早い自分がいたりします。
そんなことを考えていたら、知り合いの会社役員さん(男性)が地方に赴任になるということを耳にしました。
確か彼の奥様は弁護士さんで子供はうちと変わらない年齢の乳幼児が二人いたはず…。
「それで?これから一体どうするの?(ピンチの乗り切り方を教えて!)」と聞いてみると、「シッターさんを入れて、保育サービスを最大限に使って…」と、要するにお金の力を最大限活かして乗り切る計画のようです。
ただし、その男性も毎週末は東京に舞い戻ってきて、家族サービスに徹するということで偉いなぁ、と思いました。
我が家ももっとダイナミックでクリエイティブな攻略法を考えないといけなくなるかもしれません。
まぁ、でもこのところ見学し始めた今後の幼稚園での生活を考えると、子育てを人任せにするのも限界があるなぁ、と思ってしまいますが。
保育をお金で解決するにはやはりそれなりの決意が必要で、それこそ朝の7時に子供を預けて朝食を食べさせてもらい、夕食も保育先で食べてから夜8時頃に家に送迎をお願いするという割り切り方が自分にはできるか、ということになります。
その間に幼稚園に通わせようものなら子供が一日をどうやって過ごして、何を食べて、誰とどのように園から保育先に向かってその日の午後をどんなふうに過ごしたのか・・・というようなことがどんどん見えなくなってしまいそう。
今のところ、私は労働裁量制というシステムで働いているので勤務場所に縛られず働けています。
このため、朝は家族で保育園に向かい、夕方は午後5時過ぎには退社して、一緒に帰る道すがら道端のお花を眺めたり、公園に寄り道したりとまだそんなゆとりがあったりします。(その代わり、深夜の電話会議や、週末に仕事が舞い込むことも時にはあります。)
夕食の準備も慌ただしいながらも自分でできますし、大したものではないけれど、手作りのものを食べさせたり、ときにお惣菜やお弁当や外食になったりしても子供の食べ方の癖や、好き嫌いを把握したりとそんなことにも時間をかけられるということは何よりも贅沢なことだと感じます。
もしこれから夫の家事参加を期待できなくなるとして、どこかで家事のショートカットをするとしたら、子供の保育はできれば今のスタイルを継続させたまま、家のお掃除や食材の買い出し、洗濯といった家事を誰かにお願いすることになるでしょう。
商売道具の電卓を取り出していろいろ計算していると、ニコニコ顔の夫が部屋から出てきて、「何してるの?」と聞くので、「あなたがブレークしたときのお手伝いさんの採用計画を立てている」というと部屋に逃げ戻って行きました。
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