パワキャリ婚、教育費はいくら必要?

先日、「幼児教育のリミット 」というブログ記事を書いたところ、パワキャリ婚(医師×医師)で、未就学のお子さんが二人いらっしゃるというお母様からコメントを頂きました。

上のお子さんが今月から三年保育の幼稚園に通い始めたところ、想定外にお金がかかり、下のお子さんにも同じようにしてあげられるのか、あるいはすべきなのかについて悩む、ということでした。

また、「大学受験」を最終のアウトプット、途中評価点を「中学受験」としたときに高級外車並の維持費がかかる幼稚園にどこまで価値があるのか疑問だともおっしゃっていて、ついては財務の専門家としての考えや意見を聞いてみたい、というのがリクエストの内容です。

教育費というのはいったいいくら位かければいいのか、ライフプランをどのように立てればいいのか・・・確かに多くの子を持つ親たちが悩む切実な問題です。

以下、自分の考えをまとめてみますが、子育て世代にとってはお金の問題でありながらも、子供にとっては一生に一度の大切な幼少期の過ごし方に関わる問題をどうやって考えるといいのかという大変大きな問題でもあるだけに、簡潔にまとめることが難しいので数回に分けて回答してゆきますね。

まず、子供の教育費に多大なコストをかけるべきかということを会計的に考えてみたいと思います。

これは世間一般的に大変誤解されがちなことでもあるのですが私達があるリターンを手に入れようとしたとき、コストをかけることが大切だ、あるいはかけなくてはいけないんだ、という思い込みに囚われてしまうということがあります。

下の『ドラッカーと会計の話をしよう』という本は、とあるレストランオーナーが初期投資のし過ぎで経営に行き詰まり、それをコンサルタントが助言をしながら解決していくという、私が一番オススメしている会計の解説書です。

ドラッカーと会計の話をしよう/中経出版
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上のレストランオーナーは、集客を狙ってワインの品揃えを増やしたり、店舗を美しくリフォームしたり、それこそいろんなこだわりをもって、あらゆるところにお金をかけるのですが、思いの外集客には繋がらず、かけすぎたお金が経営を圧迫していきます。

ところが、目線を変えて一つづつ投資とその効果を考えていくにつれ、本当に自分がかけるべきコストというものはもっともっとポイントを抑えてもいいんだ、ということに気づき、経営状態を大幅に改善するに至る、というようなストーリーです。

それに、我々の誰しもが分かったつもりで使っている「利益」や「リターン」というコンセプトをよく考えていみると、実はとても曖昧な正体のものだという指摘もされています。

質問者の方のゴールは「中学受験」であり、「大学受験」だということで、この目的を達成するために今から高級外車並みの教育費をかける必要があるのかないのか、という問を会計的に見た場合、コストをいくらかけるかというよりも、どこにいくらかけていうかという戦略と長期的なプランが重要なように思われます。

それでは、また続きます。

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