L’Occitane Cafe in Shibuya
先月末に下の子供が予定日ピッタリに生まれたのですが、お産というものは実際に陣痛がくるまでいつになるのかは誰にも分からないのですね。
わたしの場合、上の子は一週間遅れで生まれたこともあり、今回も予定日が近づいてもあまり陣痛の気配がなかったので、また遅めかな~?などと悠長に考えていたのでした。
「生まれる気配が全くないんですけど」とドクターに言うと、「赤ちゃんが降りてくるようにどんどん動いてあとはゆったりとリラックスして過ごしてください」とアドバイス頂きました。
怒涛のような日々を目前にゆったりと過ごすというのも難しいなぁ・・・と思いながらも、それでは病院からさほど離れていない所でブラブラするかな、と渋谷駅前のスクランブル交差点を見下ろすカフェで南仏風ランチ。
考えてみれば、平日の昼間からブラブラできるなんて夢のよう!
でもこんなシチュエーションにはあまり慣れていなくてどうやって時間を潰そうかと思案。そうだ、世の中は夏のバーゲンだ!と思ってお店を覗くもはちきれんばかりのお腹をして試着できる服も限られているし・・・。
なんだかな~、と思って思いついたのが映画だったのですが、見たいと思えたのは、『少年は残酷な弓を射る 』という10代の少年が無差別殺人を犯し、その母親の葛藤を描いた作品だったのでした。
男の子を持つということはこんなに訳の分からないこだらけとなのだろうか・・?と考えながら見るとなかなか面白い映画だったのですが、出産を控えた妊婦が見る映画ではなかったような。。
生まれてからずっと母親になつかず、激しく泣くばかりの男の赤ちゃん。
3歳になるまで言葉を話そうとせず、いつも母親に反抗的なことばかりする息子・・・が思い切り母親の目線を通して描かれているのですが、恐らく母親は自覚さえしていない虐待やモラルハザードが日常的に行われていたのではないかと推測してしまいました。
生まれついて悪魔のようなベビーがいるとは思えないので。
ひょっとしたらリラックス効果ではなくて、この映画のせいで慌ててベビーが生まれてくれたのかもしれません!?
コメントを投稿するにはログインが必要です。