先日、娘が通う保育園に午前中2時間お邪魔をして、普段どんな風に子供たちが過ごしているのかを見せて頂く「保育参加」というイベントがありましたので行って来ました。
普段はこの時間帯にお散歩があるのですが、この日は室内でのアクティビティを見せてもらえるということで、普段、取り組んでいるといういくつかの遊びを見せてもらいました。
朝、皆が集まるまではブロック遊びをして、そのあと朝のお歌があって、絵本を一冊読んでもらい、子供たちが集中したところで個別の作業スペースに移ります。
まずは粘土遊び。
一歳児相手とはいえ、先生は粘土を食べてはいけないことや床に落としてはいけないことを子供たちにきちんと伝えてから遊びに入ります。
保育士さんは小麦粘土を使って器用にヘビやアンパンマン、腕時計などを作ってそれぞれの子供達の相手をしていました。
そして、15分位たって、子供たちがまったりしてきたら、すかさず次の遊びに移ります。

次は、娘が一時間も夢中になって続けるという「ストロー落とし」。
タッパーの蓋にストローを一本通せるような穴が開けてあって、そこから太いストローや細いストローを落としていく手先の遊びです。
その後も、保育士さんたちの手作りのオモチャが幾つも出てきて、子供の短い集中力に合わせて退屈しないような工夫がいっぱい。
とても自宅でここまでの手厚い保育はできません・・(脱帽!)。
午前11時前になると子供たちは眠そうにしてきて、ここからお食事の時間がスタート。
私も普段子供たちが食べている食事を大人の分量で頂きました。
左下がメインのおうどんで、子供でも食べやすいように片栗粉が入って豚ひき肉やお野菜も小口切りでした。
味は薄味ながらも素材の良さが活かされていてとてもヘルシー。
食器は全て陶器で、やや重めのお茶やスープの入った容器を子供たちは器用に掴んで自分で食べていました。
家だとついつい汚されたくないので、プラスチック製品を使ったり、手を貸してしまいますが、大人が必要以上に助けすぎず、失敗を容認しながら見守るということも大切なのですね。
・・・と、数時間の保育参加を通して、日頃こんなに手をかけて子供のお世話をしてもらっていることが分かり、ありがたいなぁ、と思うのでした。
ちょうど一年ほど前に職場復帰をするにあたって、「まだベビーなのに保育園に通わせるなんて可哀想かも・・・」なんて思っていた自分がいかに無知だったことか・・。
プロの保育士さんたちから教わることも本当に多く、ベビーの期間だからこそ他の子どもと交わって日々色んな刺激を受ける環境にいるのはむしろ頭や身体の発達にとても良いことなのではないかと思いました。
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