外は春爛漫でお花見日和の週末におよそ似つかわしくないタイトルで記事をアップしてみたいと思います。
この長かった冬の間に理由はその時々でいろいろですが、
(もう仕事辞めちゃおうかしら)とか
(さすがに両立なんて無理じゃないかな)と思ったことが何度かあり
とりあえず春まで頑張ってみようと引っ張ってきました。
到達してみると、辞める気は失せていたりするので不思議なものです。
今は芸能界でも出産ラッシュが続いたり、ハリウッドセレブたちの華やかでファッショナブルな子育てがもてはやされていたりして、出産、子育、キャリアとの両立の華々しいところだけが取り沙汰されることが多いような気がするのですが、そうじゃない面について敢えて触れてみたいと思います。
そんな華やかな報道の裏側で、育児ノイローゼの親が窓から子供をポイッと投げてしまったとか、乳幼児に対する虐待のニュースが後を絶たないという事実があります。
そして、どんな極悪人が加害者なのかと思うと、普段は社会生活をきちんと送っていたり、子供の面倒見が良い親だと周りからは思われていたりすることが多いようです。
なぜ楽しいはずの子育てに闇が生まれてしまうかというと、それはひとたび親になってしまうと逃げ出せないというのが親の責任だからですね。
睡眠不足や体調不良で頭はフラフラ、どんなに身体がきつくてもどんなに理不尽な状態で子供が泣き叫んでいても、家の中を清潔に保ち、バランスのとれた食事を用意し、日常の義務を淡々と果たして行かないといけないという誰に変わってもらえるわけではないという、時に過酷な状況です。
ですが、一番きついと思うときに投げ出しちゃいけないなと思っています。
後から見れば瞬間風速的なもののことが多くて、一時的に気が弱くなって全てを投げ出さないで良かった、と思うことがほとんどだからです。
何かを築くには何年もかかりますが、辞めることは一瞬でできますかね。
そんな大事なことを決めるのに、瞬間風速が最大のときは似つかわしくありません。
そして恐ろしいことに、私の場合、まだ一番きつい状況には身を置いていないような気がしていたりします。
二人目のオチビちゃんが生まれたら、表面的には平静を装っていたとしても、髪を振り乱さないと色んなことが回らないことは今から目に見えていますし・・・。
その時は、ひたすら頭を空っぽにして、下手な意思決定をくださないようにして、ひたすらやるべきことに集中したいと思います。
今日は、今すでに子育中の方や、将来のことを考えていらっしゃる方にあまり格好の良くない話も参考にして頂けるかなと思って書いてみました。