専業主婦世帯の経済的なジレンマ

今日の日経新聞に『専業主婦世帯の12.4%が「貧困層」』という記事が載っていました。

特に末っ子が6歳未満の貧困層の専業主婦世帯の大半が働いていない理由として保育サービスの不足をあげているといいます。

確かに実際に子供を保育園に預けていると良く分かるのですが、まず一番価格設定がリーズナブルな認可保育園に預けようとすると、現状仕事をしていなかったり、在宅ワークだったり、実家の手助けがあったりするととポイントが減点されてしまって、選考に不利に働くために、結果として、フルタイムで夫婦共働きしていることが入園の条件になってしまっています。

(うちなんてフルタイムでそれぞれ週に40時間以上働いていますがそれでも認可保育園には入園できませんでした。さらに、ゼロ歳児でアウトだとその先2、3年はかなり競争が熾烈です)。

認可保育園の場合、いっそのこと生活保護を受けていたりするとポイントの加算対象になるようですが、それも極端なケースです。

ただし、入園さえできてしまえば、世帯収入のランクに応じて、保育料は、月に一万円代(下限)から設定されているので、場合によってはお財布にはかなりやさしいシステムといえます。

東京都の場合、都の認証保育園や無認可保育園に預けようとすると、月々の保育料が0歳児だと7、8万円から20万円以上もかかったりして、子供の数が増えるにつれて家計への負担はとても大きくなります。

この金銭的負担を補ってもお釣りのくる収入を得ようとすると、フルタイムで働くことだけではなくて、それなりの収入を伴う仕事に就くことが必須になってしまうのですね。

もちろん立場を変えて、月々7万円上げるから他人の子供を1日9時間預るかと自分が聞かれたとしたら、責任の重さや大変さ、設備投資のコストを考えてもとても割に合わないと思ますし、そこには自治体からの多額の補助金が入ってようやく成り立っているかなり割安な金額だということが理解できます。

なんですが、支払う側からするとやはり大変。この場合、「保育サービスの不足」というのは、「リーズナブルな」というのが頭につくわけで、高額の保育サービスや、ベビーシッター、英才教育業者は世の中に沢山あります。

もし自分が上のような経済的なジレンマに陥ったとしたらどうするかな、とちょっと考えてみました。

外で働いても保育サービスを賄えるほどの稼ぎがないとしたら、おそらく子供が未就学児童の間は家にいて、なにかステップアップのための勉強時間にあてるような気がします。子供も幼稚園に入る頃には少なくとも一日数時間は一人の時間ができるわけで、そこを使って何かできそう。

時間とお金が両方ともふんだんにある贅沢というのは実はあまりない状況なのかもしれません。

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