春分の日の今日、夫のお友達の披露宴にご招待頂きました。
ニューオータニでの格式高いお式ということと
妊婦のわたしに似合う一張羅が着物以外に思いつかなかったので
久々に訪問着に腕を通すことになりました。
かつての師範科の恩師に連絡をして、妊娠何ヶ月まで着物をきれるのでしょう?と尋ねると
なんと臨月でもOKなのだとか。
1年以上のブランクもあるし、伊達襟を合わせたり、袋帯をちゃんと締めれるだろうか・・・と
少々不安になったので週末に衣装リハーサルをしてみたのですが
これが不思議と恰幅の良くなった今の体つきでも
それなりに様になるから着物というのは本当に不思議です。
(そんなわけで着物のよさを再発見しました☆)
当然ながら色んなところで勝手は違っていて、
例えば袋帯は胴体に巻きつける部分を二つ折りにするのですが
以前ならあり得ない場所まで二つ折りが必要だったり・・
(お腹がせり出ている分)おはしょりが短くなってしまったりしましたが
全体的にはありかなと。

披露宴のあいだ、娘はホテル内のベビールームに預けて
久々に美味しいフレンチを堪能できて幸せでした
ニューオータニにはいくつものレストランの名店が入っていて
お食事が美味しいので有名だったので、招待状を頂いた時から
実はとても楽しみでした☆。
(お腹のベビーも嬉しいのか披露宴の間ずっとキックを続けていましたよ^^)。
ブライドはニュースキャスターをしていたこともあるというモデル級の美人で
お友達席には元お仕事仲間の小林麻央さんがいらしていました。
以前に歌舞伎座の初日公演を見に行った時に、結婚されたばかりの真央さんが
紺の色無地を着ていらしたのを拝見して、新妻に相応しい装いでとても素敵だと思いましたが、
今日は華やかな披露宴に相応しい薄桃色の絞りの訪問着がとてもお似合いでした。
いいな、いいな、絞りの訪問着☆
新郎の妹さんたちは、それぞれ総絞りの振袖と京友禅と思われる
豪華な刺繍の入った振袖を着ていらして、それを見るにつけ
やっぱり華やかな場にこそ振袖は相応しい♥と思うのでした。
娘の成人式にはどんな着物を用意しようかと今からワクワクします。
でも、その遙か手前の着物イベントは七五三ですね。
子供の着付けはやったことがないので、近くなったらぜひ手ほどきを受けたいものです。
そういえば、今回は娘ができて初めて招待された結婚式となりました。
数十年後には自分も留袖を着て花嫁の母となるのかと思うと
およよ。。と涙が溢れそうになってしまいました。