保育園事情について

これまで産休に入る女性社員から、「産休に入りますが、いつ戻れるのかは分かりません」というセリフを聞くたびに

(それは社会人として無責任な言い方じゃない?)と思っていた私ですが、保育園探しの厳しさを実際に体験した今となっては、それが現実的な見方だったのだということに気付かされます。

認可保育園の選考が発表されるのは職場復帰を予定している月が始まる日のわずか10日前。

どんな会社でも最低一月くらい前に復帰するかどうかの連絡をいれる必要があるかと思いますが、これだと、復帰予定日の10日前になって、「保育園の選考に漏れたのでやっぱり復帰できません」というようなことになってしまいます。

私の場合は、居住区域の認可保育園があまりに激戦区だったので、早々にプライベートの保育園を探し始めたのですが、自治体から補助金をもらえない無認可保育園の保育料はびっくりするくらい高額です。

どれくらい高額かというと、月々の保育料が社会人一年目の手取りのお給料と同じかそれ以上。

これまで、「例え自分のお給料が保育料で吹っ飛んだとしても、離職すると生涯年俸が億単位で変わることを考えると、簡単に仕事を手放さないほうがいい」と言い続けてきた私ですら、

これだけの保育料を払うくらいなら仕事を放棄したほうがいいかなと真剣に考えました。

でも、育休後には復職することを職場に約束している以上、やり残しの仕事もあるし、戻らないわけにはいかないなと思い直し、どこも決まらなければこのバカ高い保育園のお世話になるしかないなと思っていたところ、結果的には職場の直ぐ近くに認証保育所が見つかったのでした。

即決でそこに決めたのですが、これもたまたまママ友さんからの口コミ情報でたった一枠だけ奇跡的に空いたところに滑り込めたような状態でした。

月齢の低い子供を預けて仕事に戻るということは、よほどくじ運がいいか高収入を得ていないと難しいというような現実に直面して、出産を機に仕事を辞める女性が多いという事情があらためて理解できました。

これでも昔と比べると保育環境は随分とよくなっているはずですが、未だにこんなに大変だったとは・・・。

でも、考えてみると、手のかかる乳幼児を丸一日お世話するとなると、大人一人が専属で面倒を見れるのはせいぜい二人か三人までです。

子供一人を預けるにつき、保育士さんの月給の約半分と施設料を負担すると、新入社員の月給くらいになってしまうのは当然のことにも思えます。

それだけ大変なことを認可保育園は5万円~7万円くらいでやってくれているわけで、無尽蔵に施設数を増やすすと行政の負担が大きくなりすぎるし、また、そこに人が殺到するのは致し方のないことなのかもしれません。

 

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