バケーション、もとい産休中にこそ普段できないことを色々とやっておこうと思っていることの一つに、「キッチン家電の使い方を学ぶ」という柄にもないアジェンダがあります。
昔知人からプレゼントされたままお蔵入りとなっていたフードプロセッサーをにわかに取り出し、トリセツ&レシピを読んでみると、なにやらものすごく便利そうではないですか。
肉のミンチも肉塊を自分でミキサーでプロセスした方が新鮮だろうし、ドレッシングやマヨネーズも無添加で作れてしまうなんて素敵!と思ったのはつかの間のこと、油でベタベタになった調理器具という洗い物を増やしてそこまでやるかというと、プロが作ったものをお店で買ってきたほうが結果もコスパもいいに決まっている・・・と重い腰は上がらなかったのでした。
そんな時、「パンをこねる機能」というものを発見し、フォカッチャくらいなら私にも作れそう♪と思い直し(万一膨らまなくてもそれなりに見えそうだったので)、せっかくの機会に試みてみたのでした。
実際に作ってみると、材料を合わせてこねるのに10分、発酵に50分、さらにオーブンで焼くこと15分と結構大変(結局、職場復帰したらお店で買っちゃうんだろうな~と思いつつ)。
それでも、焼き立てはとても美味しく、翌朝のために焼いたのに夫と私で「うめぇ~」と寄ってたかってものの5分で完食してしまったのでした。
これからたまにはフードプロセッサーも使うことにしよう、と機嫌よく読書を始めたところ、ゴリラの生態と人間の妊婦の比較みたいなことが書かれていて、妊婦はホルモンにコントロールされ、普段は家庭的でない人もいきなり巣作りをし始めるのだとか。
自分では自主的、計画的にアジェンダをこなしているつもりが、女性ホルモンにもてあそばれたと知って聞いてショックでした。