上司に知って欲しい「つわり」のこと

先日、20代、20代の女性が大半を占める会議で雑談をしていて、「つわり」ネタを話したところ、皆興味津々で予想外に反応がありました。

(あと、喉元を過ぎればきれいサッパリ忘れ去ってしまいそうな妊娠初期の症状について、今なら臨場感たっぷりにお話できると思います。)

まず、特に働く女性にとっては、妊娠と出産というのは仕事を続けるかやめるかの岐路となることもまだまだ多いのが私たち現実です。

仕事を持ちながら妊娠・出産、そしてその先にある育児をしていく上でのハードルは色々ありそうですが、「つわり」はその第一関門ですね。

その症状や期間には個人差があります。

  • 食べると吐いてしまう「吐きづわり」
  • 空腹だと気持ち悪くなる「食べづわり」
  • その他にも、「ニオイづわり」、「ゲップづわり」、「眠りづわり」、「よだれづわり」など。

共通項としては母親の元気レベルを低下させるつらい症状が生じるのですが、全く感じない人もいれば、日常生活が送れなくなるほど重度の症状が出る人もいます。

妊娠初期の数カ月間で治まるのことが多い一方で、出産直前まで続くという気の毒なケースもあります。

そして、その原因も医学的に特定されてはいないようです。

  • 母親の体が胎児を異種タンパクとみなしてアレルギー反応を起こす
  • 腺刺激ホルモンが嘔吐中枢を刺激する
  • 精神的なストレスや不安が症状を悪化させる
  • 胎児を毒素から守るために体質が変化する
  • 東洋医学では気と血が赤ちゃんに奪われて胃のエネルギーが低下する

など、諸説あるようです。

実際に体験してみて、どの説も当てはまりそうな気がしながらも、

この原因のよく分からない不思議な現象は病気ではなく、薬で対処できるものでもない「いつまで続くかわからない日々の身体的不調が精神的にとてもキツイ」ということです。
分かりやすくいうと、その症状は数カ月間、基本的に「船酔い状態」といえるかもしれません。

またはタクシーの中で本を読んだりコンピュータを開けてエクセルの計算式をずっと見たりすると気分が悪くなる、そんなときちょっと眼を閉じて休憩したくなる、というような状態が続きます。

ピーク時は、お酒に酔って吐き気に襲われたときの「トイレに駆け込む寸前」状態になることも。。

もし、つわりの時期が二週間とか、限定的で短期的だと最初から分かっていれば、一定期間家でゴロゴロして対処することができるかもしれません。

でも、先にも述べたとおり人によって個人差が大きいので、一体今がピークなのか、これからもっとひどくなるのか分からないのです。

今週まとめて一週間休んだとして、翌週も、その次の週もつわりが続く可能性だってあるわけです。

そんな訳で有給休暇で処理するにも限界があり、症状がひどい時は職場の人の了承を得てこまめに休ませてもらったり、仮眠を許可してもらったり、仕事の量を減らしてもらうのが一番かなと思います。

もしご自分の部下や職場の仲間がつわりで苦しんでいたら、ぜひこの点を理解してあげてください。 

また、ご自身がつわりで苦しんでいる場合は、そんな時期はずっとは続かないので、安易に仕事を辞めずに、なんとか乗り越えてもらいたいと思います。

いろんな人の経験談に目を通しながら、自分はきっと軽度なんだろうとは思うのですが、それでも今振り返るとピークの数週間はほとんどまともに仕事なんて出来ませんでした(さすがに仕事をするフリはしていましたが・・・)。

朝は異様な眠気に襲われることもあるけれど、それでも決まった時間に家をでる。

吐き気がしても、ジュースやソーダで喉を潤しながら電車に乗って通勤する。

出社してもぐったりする日は取り敢えず書類に目を通す振りをして時々休む。

時折メールをチェックして最重要なものだけに取り敢えず返事を返す。

そして無理をせず定時に帰る。

・・・・・こんな日々が半年も続けば職務執行も危うかったかもしれませんが、とりあえずハードルを下げて「これでも自分はよくやっている!」と思って数週間乗り切りました。

何をやっても集中できず、ひっきりなしに吐き気が襲ってきたときはさすがに「あ~、家にかえって横になりた~い!」と思うこともありましたが、いつの間にか体が馴れたのか、気がつけば症状は軽くなっていました。

お恥ずかしながら企業の管理職に就いていても、身体的な不調には抵抗できず、こんな状態に陥ってしまいました。

ハードルを下げて自分の負荷を軽くして、辛い時期をやり過ごすことも時には必要なのですね。

でも、喉元過ぎればケロリとして、何事もなかったかのような日常生活に戻りました。つわりという不思議な体験をして、自分が動ける間は精一杯貢献しておこうと思ったし、いざ動けないときは皆に助けてもらおう、と改めて考えさせられました。

特に女性の場合はライフステージで頑張れるときと、頑張れないときがでてくるので、そのあたりのメリハリを周りの人たち(特に男性上司)にアピールすることも大事だと思います。

のあたりの戦略についてはまた別の機会に。

 

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